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ポスターやメニューなどの紙や出力プリントを透明板とバックボードの間にはさんで使う掲示用パネルです。販促や広告ポスター、飲食店や店舗のメニュー、料金表、パブリック施設やオフィスの案内、表示サイン、様々な場所の掲示物、案内板、メッセージボードなど多種多彩な場所、用途、目的に使える多目的掲示用品です。
一般的には壁に直接取り付けることが多いですが、吊り下げたり、パネルスタンド、イーゼルに載せてスタンド設置したりします。
ポスターのセット、交換が簡単な機能性フレームと表面透明板、バックボードで構成されています。バックボードと透明板でポスターをはさみ込んでセットするスタイルになっています。バックボードがあるためこしがしっかりしていて、ある程度の強度があるので耐久性に優れ、ポスターを交換しながら使う掲示用スペースとして認知されやすくなっています。
「ポスターパネル」は、バックボードとフレームが固定されていて壁付けしたままポスターの交換ができるタイプのものをポスターパネルと呼んでいます。
「ポスターフレーム」は、バックボードと透明板をフレームからはずしてポスターをセットする、パネルにフレームが回ったものを指すようになっています。
「掲示板」は古くからある掲示方法の一つで、掲示スペースがあり、そこに掲示、お知らせを貼って告知、案内するスタイルのものです。もちろん現在でも公共施設、学校、オフィス、病院、店舗などあらゆる場所でインフォメーションとして使われています。
特長としては、掲示する物のサイズがランダムで掲示板自体は大きめに作られているということ。複数枚掲示できるようになっているという点が特徴です。どちらかというと情報伝達に主眼が置かれていて、公的な役割があります。
「ポスターパネル」はポスター1枚1枚をセットして掲示する物として、サイズがA1、B1などの用紙サイズになっています。
お知らせからPR、広告用途まで幅を広げて使用されるようになり、表示、告知、案内板、メニュー、料金表など多用途に使われる表示物掲示用パネルとして使われています。人がよく目にする入り口や食堂、通路、などに設置する掲示板に対して、必要に応じて店頭やエレベーターホール、エスカレーター横、ウインド―、カウンター周り柱周りなど内容によって掲示する場所がたくさんあるポスターパネル。まだまだ用途の広がりが期待されます。
「額縁」は古くヨーロッパで絵画を額装するためのものとしてありました。
額縁は絵画など中身を保護したり、中の作品や掲示物を引き立てる飾りとして使われます。つくりとしては、裏からセットして出し入れはあまり行いません。裏に吊りひもを付けて壁にフックなどで引掛けるのが基本スタイルです。
社訓や経営理念、スローガンを額装して掲示するのは、その内容に敬意を表すとともに大切なものだかです。文字の内容を額装することでより重要感を持たせてより良く見せる、という額縁の役割のためです。
一方「ポスターパネル」はヨーロッパやアメリカなどでも見られます。ポスターや掲示物をセットするのは同じですが、セットする中身はポスターやメニュー、表示案内、解説パネル、サイン案内板などで作品などではありません。展示というより掲示になります。
また個人が使う額と違い、法人利用のものが多いのもポスターパネルの特徴です。
ポスチャーパネルを使う目的は、ポスターに注目してもらいPR効果を高めるためです。
壁やガラスにポスターを直接テープで貼ってあるのを見かけることもありますが、あまりみっともいいものではありません。景観としてもそうですし、掲示物を見てもらうという意味でも目が行きにくいものです。
パネルにセットされフレームが周りにあるものが体裁よく、また目に留まりやすいものです。ポスター自体を保護する役割もあり、交換して使えるポスターパネルを設置して、そこにポスターやメニューをセットして掲示するというのが認知を高める効果として定着しているのです。
ポスターパネルのスタイルとして一番ポピュラーなものは、フレーム開閉式のフロントオープングリップ式のポスターパネルです。アメリカとヨーロッパで普及しているものが日本に入ってきました。
壁にパネルを固定したまま、フレームを開閉して透明板をはずしてポスターをセットするタイプ。合理的で良くできた完成度の高いスタイルです。
もっとも簡単なものは、扉式フロントオープンのポスターパネルです。
扉構造のため鍵を付けることもでき、しっかりした構造です。透明板をはずす必要もなく、公共空間のポスターケースや駅のポスターパネル、時刻表などで使われています。
シンプルでスリムなものにスライド式のポスターパネルがあります。バックボードごとスライドさせることが多いため、ポスターフレームと言われることもあります。
フレーム1辺からスライドさせるだけなので、小サイズの場合は特に簡単です。
大型のポスターパネルの場合は跳ね上げ式のものがあります。
扉式のものと構造は同じですが、下からはねあげるというものです。ステーなどで仮固定できるようになっています。扉式と同様、鍵を付けることができます。
同じく大型のものでV開き構造のものがあります。
扉式の逆で下側に蝶番があり上側が開くというもの。一見どうやってセットするかと思いますが、横からポスターをスライドさせてセットします。
駅や公共空間で人通りのある場所で通行人の邪魔にならずに省スペースでセット交換ができ、鍵もつけられる画期的なスタイルです。
⚠️ご注意
元々アルミフレーム、アルミのⅭチャンフレームというスチレンボードに回す簡易なアルミのコの字フレームがありました。ポスターや解説パネルを掲示する場合、そのアルミフレームが使われるのが一般的で、展示会などの短期掲示物やショールームや文化施設の解説、説明パネルとして使われていました。
そのアルミのフレームに透明板付きのものが登場し、簡易なポスターフレームとしてポスターや解説物をハッポーパネルと薄い透明板にはさんで簡易なコの字のアルミフレームにセットして掲示するスタイルが文具業界で登場。金融機関や病院、自治体、公共空間で表示する必要のある内容物はこの手のものによって掲示、表示されていました。オフィスの社訓やスローガン、表示は額縁に額装されて掲示するという方法も一部で見られました。
アルミのフレームが主流だった今から約30年前の1992年、フレームメーカーによってポスターフレームという商品が開発されました。もともと額縁をフレームと言い、インテリアに調和させるものとして開発を続けていたメーカーがフレームの可能性を追求し新たな分野に向けて作り上げたものでした。いくつかの機能的なフレームはデザイン的な意匠感と機能的な特徴を持った全く新しい発想のフレームでした。
当時からポスター用途の物は海外から入ってきたものや、国産の一部のメーカーから出されていたのでポスターフレームとしては最初というわけではありませんでしたが、従来にあるものにとどまらず、フレームの可能性を追求するそのデザイン性と機能性は斬新で画期的なものでした。ただ新しいものが普及していくにはかなりのエネルギーと時間を要することとなります。
文具業界にあったアルミフレームの簡易なつくりではなくもっとしっかりした、もっと意匠感のあるフレームデザイン、そう額縁の要素を取り入れ、掲示物のセット交換が簡単で壁面にビスで直に取り付けられる機能を兼ね備えた全く別のものとしてのポスターフレームは新たな使い方を模索しながら店舗、ディスプレイという分野に展開を図っていきます。
業界が違うと認識も違い、ディスプレイ業界ではフレームはまわすもの、周りの物という認識、バックボードと一体であれば、パネルという認識が一般的できゃしゃで安物のイメージがあった「ポスターフレーム」ではなく、ディスプレイ業界でも認識されやすい「ポスターパネル」にカテゴリー名称を変更してカタログによって全国の店舗、ディスプレイ業者さんにPRを行っていきました。
そういういきさつと歴史の中で、業界による名称の違いと使われ方の違いが現在まで残っています。
ポスターパネルは開発メーカーの努力もあって、様々な用途に使われるようになり、店舗オペレーションにはなくてなならないツールとなっています。サイン用途の案内、掲示用品としても使われていて、インクジェット出力の広がりとコンピューターグラフィックソフトの進化と相まって新しいスタイルのサインディスプレイ用品の主力の一角にまで成長しています。
これからはポスター用途にとどまらず、案内サインの基本スタイルとして、さらに広がりを見せていくことと思われます。
(AI読み物)
絵画に額縁を付けることは、保護、視覚的な強調、装飾という多様な機能を持つ文化的な行為です。西洋では、宗教画を中心に発展し、ルネサンス期に芸術的な要素が加わり、額縁が絵画の一部として重要な役割を果たすようになりました。日本においては、伝統的な絵画形式では額縁の概念がなく、明治時代以降、西洋美術の影響を受けて普及しました。現代においても、額縁はアートの一部として作品を引き立てる役割を果たし続けています。
絵画に額縁を付けるという行為は、単なる保護機能以上の深い意味合いを持ち、時間とともに進化してきました。額縁の役割は大きく分けて3つに整理できます。
額縁は、絵画を物理的に保護するためのもので、特に布や板に描かれた絵画が汚れたり傷んだりしないようにするために用いられます。額縁を用いることで、湿気やほこり、外部からのダメージを防ぎ、作品の保存寿命を延ばすことができました。
額縁は、絵画を周囲の環境から視覚的に切り離し、独立した空間を与えることで、観客の注意を絵画に集中させます。これにより、作品がその周囲の背景と区別され、画面内に描かれた世界がより引き立つ効果を生みます。
額縁は装飾品としても重要な役割を果たし、作品自体の価値や美しさをさらに高めます。特に中世ヨーロッパでは、宗教画に対して豪華な装飾が施された額縁が使用され、絵画の神聖性や敬意を強調するための役割を担いました。このように額縁は、美術作品そのものと同じく美的な要素を持つ装飾品でもあったのです。
額縁の起源は、古代エジプトやギリシャ、ローマにまでさかのぼります。これらの古代文化では、壁画やパネル画に装飾的な縁が施されており、これは後の額縁の原型と考えられます。しかし、今日見られるような「額縁」が本格的に発展したのは、中世からルネサンス期にかけてのヨーロッパにおいてです。
中世ヨーロッパでは、キリスト教が社会の中心にあり、多くの宗教画が教会や修道院で制作されました。これらの宗教画は、祭壇画として重要な役割を担っており、周囲にゴシック様式やロマネスク様式の豪華な装飾が施された額縁が用いられました。これにより、宗教的な神聖性がさらに強調され、観客に敬虔な感情を抱かせるための手段としても機能しました。
ルネサンス期になると、絵画は宗教的なテーマから人間や自然、歴史に関する題材へと広がり、それに伴い額縁のデザインも進化しました。特にイタリアでは、パトロンが個人で芸術家に依頼するケースが増え、額縁は個人的な財産としての絵画の重要性を強調する手段としても用いられました。この時代の額縁は、木材を細かく彫刻し、金箔を貼ったり、装飾的なモチーフを施したりすることが一般的で、絵画と額縁が一体となって芸術作品を形成する感覚が生まれました。
17世紀以降、バロック様式やロココ様式の影響を受け、額縁はさらに装飾的なものへと変化していきました。この時期には、絵画と額縁が相互に作用し、額縁自体が一種の芸術作品としても見なされるようになっていきました。さらに、18世紀から19世紀にかけては、額縁の機能は単なる装飾から、より実用的なものへと変化し、美術市場の発展とともに、額縁が作品を売買する際の重要な要素としても認識されるようになりました。
日本では、絵画に額縁を付けるという文化は、歴史的には西洋に比べて遅れて登場しました。日本の伝統的な絵画である掛け軸や屏風絵、襖絵は、壁や建具そのものに絵を描くか、巻物の形で展示されるため、額縁という概念は必要とされていませんでした。
掛け軸は、絵画や書を保護しながらも、簡単に巻き上げて保存できる形式であり、その表装自体が装飾的な役割を果たしていました。掛け軸や屏風に使われた表装や枠は、絵画の一部としてデザインされ、室内空間の一部として融合していました。特に、襖絵や障壁画は、建築の一部として描かれ、建物の構造自体が額縁の役割を果たすことになります。
額縁が日本に本格的に導入されたのは、明治時代(19世紀後半)以降です。明治維新に伴い、日本は西洋文化や技術を積極的に取り入れるようになり、その中で西洋美術の影響も大きく広がりました。特に洋画と呼ばれる西洋風の絵画が普及し始めると、それに伴い額縁が使用されるようになりました。
明治時代には、多くの日本人画家がヨーロッパに留学し、油絵や西洋的な芸術技法を学びました。彼らが帰国すると、西洋のスタイルで描かれた絵画に額縁を付けるという習慣が国内にも持ち込まれ、これが額縁文化の普及のきっかけとなりました。日本では、額縁の装飾は西洋の影響を受けつつも、次第に日本的な感性を取り入れたシンプルで洗練されたデザインが好まれるようになりました。
この時期、日本国内では多くの洋画家が活躍し、特に黒田清輝や岡倉天心といった人物が西洋美術の普及に大きく貢献しました。彼らの作品は額縁に収められ、展覧会や美術館で展示されることで、新たな絵画鑑賞の形式が日本に根付きました。さらに、額縁の製作も国内で行われるようになり、日本独自の美的感覚を反映したデザインが生まれていきました。
現代日本では、額縁は単なる絵画の装飾や保護のための道具としてだけでなく、アートの一部として重要な役割を果たしています。特に美術館やギャラリーにおける展示においては、額縁が作品の雰囲気やメッセージを強調するために慎重に選ばれます。例えば、シンプルなモダンアートには、シンプルな額縁が使用され、伝統的な日本画には、和風の額縁が合わせられることが多く、作品と額縁が一体となって作品の美しさを引き立てる工夫がなされています。
また、日本国内では、洋画だけでなく、日本画や現代アートでも額縁が使用されることが一般的になっています。これにより、伝統的な日本の美術と西洋美術が融合し、独自のアート文化が形成されています。
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