スタンド看板の用途、使い方

目次

スタンド看板とは?

255 C 900×1800

屋外で使う置き型看板のことを「スタンド看板」と言います。古くは垂木と言われる木の角材にトタン板を張り付けたものを2面合わせたA型看板か1面の立て看板が主流でした。老舗のメーカーさんがスタンド看板の基本形を考案され、規格品のスタンド看板の基本形が出来上がり一部の看板屋さんでも使われている状態がありました。現在でも使われている工夫された名品です。現在では多くのメーカーが規格品のスタンド看板を出しており、デザインも多彩になっています。

看板業界に変革期が訪れたのは、ドアや扉、目隠しなど住宅資材用途にアルミ複合板が登場し、そのアルミ複合板を看板用面板に使用するようになったこと。看板用途のカッティングシート、インクジェットプリンターが普及したこと。この2つが看板のスタイルを変えることになりました。

トタンではなくアルミ複合板を面板に採用する。アルミ複合板を面板に貼り付けて面板を作成する方式になったことにより、面板を先に加工しスタンドにセットする。そうした背景があり、造作スタンド看板は少なくなっていきました。

時を同じくしてアルモードの壁面看板とスタンド看板が商品化され、世の中にアルミ複合板を面板材料とする新感覚の看板が登場し始めました。看板が造作から規格品化した商品として使われるようになるにはもう少し時間がかかりますが、そうして現在でいうスタンド看板の形が徐々に出来上がっていきました。

スタンド看板の用途と使い方

店名、サイン、案内、告知、誘導、メニュー、バリケードに使います。アルミ複合板を面板に使用した非内照のスタンド。屋外でも屋内でも使える仕様となっています。A型、傾斜型(L型)、T型があります。用途や使用場所に応じて形状、サイズなどを決めて、面板を製作して使います。

スタンド看板は店舗で使われることが多く、飲食店から物販店、サービスショップ、その他あらゆるショップからショールーム、住宅展示場などでも使われます。店舗だけではなく、外から入場する場所には看板をキャッチ、インフォメーションとして使用することがあります。

240 K 450×900/保持パイプ/M-909

店名看板は最もオーソドックスな用途です。お店であることをPRしないと認知してもらえないため、「ここ(この建物)が店舗です」と意思表示する。道路、通路から見えるように設置します。

ロードサイドの場合、幹線道路沿いにあったりしますからポール看板や建屋上部に目立つ看板を設置したりして遠くからでもわかるようにします。

最後の一押しの為、駐車場入り口に900×1800クラスの大型誘導看板を設置したりして入店を促します。

商店街や繁華街は通行客が多いのでスタンド看板を設置してPRします。特にビルの中の店舗であったり、奥まった筋に店がある場合は大通りや通行の多い表道路に設置してキャッチ、誘導します。

両方向から見える両面のA型看板か直立のT型看板が一般的です。

入口付近や一方通行の人を対象に設置する場合、傾斜型の片面看板を使う場合もあります。住宅展示場やサービスショップなどで一般的です。

店舗のメニュー看板として店頭に設置する

241 C 600×1500
244 W 450×900

店名看板と近い使い方です。店名看板と合わせて表示して使うことがほとんどです。

飲食店の場合は写真でイメージを表したりします。夜営業のお店の場合は電飾スタンド看板を使うことも多くあります。メニューには料金表をセットで記入したりもします。サービスショップの場合は○○いくらと具体的な金額を提示してPRします。

飲食店のメニュー表示には他にもポスターパネルやイーゼルとパネル、ボードをセットで設置して入店を促進することが多いので、看板によるメニュー設置は少なくなっている様に見受けます。

誘導、案内、告知、禁止看板として使用する

258 W 300×1200
2240 W 9000×1800/M-909

元々の看板の用途として屋外に設置する案内板スタンドの役割もあります。案内する内容によって大型のA型看板にしたりT型看板にしたり、設置場所や案内用途によって変わります。

近場で見る人向けの場合は中型サイズになります。両面使いが一般的ですが、設置する場所が限られる場合はT型、スペースがある場合はA型が使われます。たくさんの人に少し遠くからPRする場合は大型看板になります。

屋外に設置するため、風の影響もあるのでウエイトを載せて転倒防止に対策することは必須になります。看板は屋外で使用することが前提なので、雨による水対策は施されている商品がほとんどです。昔の垂木看板はペンキを塗っていたりもしますが、木材なので腐ってボロボロになります。短期間での使用が前提のものです。 現在ではアルミ製の看板がほとんどで、大型の看板のみスチール(鉄)を使った頑強なものがあります。

規制、禁止、バリケード用途に設置する

240 W 450×450

駐車禁止、駐輪禁止、進入禁止、立ち入り禁止などの規制表示は屋外なら看板の役割になります。店舗の前の道路に駐車禁止、駐輪禁止看板を置いたり進入禁止看板を置いたりすることはよくあります。普通の看板でもいいのですが、小さめの看板にしてスマートに見せるならバリケードタイプの小型看板がいいでしょう。

看板の面板製作について

256 C 450×1200
244 W 300×900

看板は屋外で使用するのがほとんどです。先にも触れましたが、面板はアルミの複合板が一般的でそこにカッティングシートやインクジェットプリンターで出力したシートを貼り込みます。

この仕事は文字やシート製作においてもアルミ複合板に貼り込む作業においても素人にはできない作業となります。専門に仕事をされているプロの業者様、看板業者様に依頼して面板製作を行ってください。

看板本体はプロの業者様、看板業者様であれば用意いただけます。どういう所の何の目的で使うか、どういう看板がいいかを打ち合わせて決めていってください。プロの業者様であれば色々アドバイスしてくださると思います。

看板の使い方について

240 W 450×450

看板は常設する設備品的な位置付けになります。面板の中身をタイムリーにしょっちゅう変えて設置するというよりは内容が変わらないかぎりはずっと同じ表示面を使用し続けます。

そういうことからいうと、本来は店名やメニュー、料金表として、または誘導、表示、案内、規制、禁止を表記するサイン的な役割であると思います。置くだけの仮設設置が可能なため広告や販促的な側面ももちろんあります。

グラフィックの進化により面板面のデザインが多彩に表現できるようになり、写真やイラストなども表せるようになりました。ですから街の看板は色とりどり個性を出したりあえてシンプルにしたりと皆さん工夫されています。

看板自体が通行の妨げになり景観を乱すという場所もありますが、お店の一部として、お客様にとって必要な道しるべとして看板は重要な役割をはたしています。安全や地域の条例に配慮し、専門の業者様に相談、依頼して有効に使われるときっと役に立つツールとなることでしょう。


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