スタンド看板を選ぶ方法は大きく分けて2つあります。使う際の現場や目的から選ぶか、商品を見て選ぶかです。どちらも先に何を優先するかということだけで、最終的には両方の要素を考慮して決めることになります。
飲食店やサービスショップの店名看板で最もよく使われるのはA型看板です。両面表示で傾斜していて設置上安定します。ある程度離れていても目につきキャッチ力もあり、近くからでも見やすいのが特徴です。
サイズ的には450×900か600×900ぐらいが多いでしょう。スペースが可能なら900×1200や900×1800にするとインパクトがあり遠くからでも目につきます。都会地の繁華街などではスペースがないため450×600ぐらいの小型看板を設置します。
色は白、黒、シルバーが人気3色です。垂木の物もありますが、お店の顔なのでできればすっきりとしたアルミ製の看板がいいでしょう。
クリニックなどの目的をもってこられる方が多い場合は、集客というよりは表示的な意味合いが強いので、シンプルに直立のT型のスタンド看板を使用することもあります。
路面に面した場合は壁に看板を付けるか埋め込み看板にすることの方が多いでしょう。ビル内のテナントとして入居している場合やわかりにくい場所の場合などにスタンド看板を使ったりします。
メニュー看板は店名と合わせて表記するのが一般的です。飲食店のメニューは定番メニューが中心となります。季節ものやタイムリーなメニュー表示はイーゼルにポスターパネルをセットしたり、ポスタースタンドを使ったりします。
メニューというか料金表を看板で設置するのはサービスショップが多いでしょう。サービスの内容より価格を訴求して不安感を和らげる狙いがあり、入店を促進します。
入店=購入(サービスを受ける)お店は入店促進に力を注ぎます。物販店やなどは入店しても購入せずに出ていく場合があるお店はそこまで入店だけに特化せず、購入を促すセールやイベント、季節商品のPRなど看板以外の販促に力を入れてポスタースタンドやバナーなどでPRしていきます。
看板は店名やブランド名の小ぶりでシンプルなものになります。メニュー、料金表の場合は看板だけではなくポスタースタンドなども有効ですから、ポスタースタンドを検討してはいかがでしょうか。
屋外で使えるタイプの物もあります。A型両面で4辺開閉のグリップパネルがセットされている屋外用の物は中身のセット、入れ替えが簡単で便利です。
夜営業するお店や飲食店街などの競争が激しいお店は電飾スタンド、内照パネルを使ってメニュー表示をされると光って目につきインパクトはあります。
隣り合わせのお店の場合、パネルが光るのと光らないのとではインパクトとキャッチ力が大きく違い、他店と差別化することが可能となります。
屋外で使用する場合は、屋外対応の商品を選んでください。
誘導、案内、告知、禁止それぞれに意味合いや使い方が異なりますので、ひとくくりで決めてしまうのはむつかしいです。使う場所のスペース、告知する範囲、案内の内容量によって商品を選ぶことになります。
まずは多くの人が行き交う通路的な場所や広場、入口付近に設置して少し遠くからでも見てもらうようにする場合、大型看板が有効です。A型かT型の900×1800クラスの大サイズがいいでしょう。ロードサイドの入口手前に入店促進する誘導看板の場合も同様の大きい看板を設置するのが一般的です。
商店街や繁華街のなかで少し離れた場所に誘導するには小型の看板を設置して矢印で誘導するのが有効です。どちらに行くか迷うことが多いからです。禁止看板の場合は直立のT型看板で直接進入禁止、立ち入り禁止などを表記します。禁止のマークと文字を合わせて表記します。
規制、禁止は上記でも触れましたが内容は同じです。特によく使うものをバリケード看板として取り上げました。
駐車禁止、駐輪禁止、進入禁止、これはどこでもよく使われる用途です。駐車禁止、駐輪禁止は駅近くやお店横の道路、駐車場の少ない場所など決まった場所で使います。A型の低床タイプの小型看板やT型の小型看板が向いています。
看板の選び方で解説しましたが、サイズは㎜単位で表記しています。ポスターのようにA1、B2などの用紙サイズと異なり、建材サイズが標準になります。これは看板の面板に使うアルミ複合板のサイズが尺寸基準のものが多いことに関係しています。
看板やサイン、ポスターなどはセットする表示面、表示素材が異なります。その関係でサイズを使いやすい寸法に合わせているのです。アルミ複合板はもともと住宅用資材として使われていた経緯もあり、900×1800クラスの板が主流で流通しています。
今ではメーター板もありますが、多くの看板業者様は3尺×6尺、約900×1800㎜のものを使われます。ですからその基準に合わせた寸法設定でお話ししました。 ちなみにポスタースタンドや出力用電飾スタンドの場合は用紙寸法を基準にした寸法、B1、B2、A1をセットする媒体、用紙寸法として設計している場合がほとんどです。
ポスターサイズ:B1(728×1030)、B2(515×728)、A1(594×841)
どこでも看板を設置していいというわけではないということ。看板は市域ごとに条例等で規制されている場合があります。その地区の地方自治体に問い合わせてみるか、専門の業者様に相談してみましょう。
看板を設置する場合に気になるのが雨と風です。雨にぬれても大丈夫なアルミ素材などの看板が安心です。風については転倒の危険が伴うので、屋外で使う看板はウエイト(重り)を設置して転倒防止に努めてください。多くの看板商品はウエイトを載せられるように設計されていると思います。
メーカーによっては商品ごとにタイプの違うウエイトを用意しているところがあります。そういうメーカーが安心でしょう。 ウエイトを設置していても暴風や台風などの強風の時は看板を風の当たらない場所に収納するなどしてください。
看板は屋外で使用するのがほとんどです。先にも触れましたが、面板はアルミの複合板が一般的でそこにカッティングシートやインクジェットプリンターで出力したシートを貼り込みます。
この仕事は文字やシート製作においてもアルミ複合板に貼り込む作業においても素人にはできない作業となります。専門に仕事をされているプロの業者様、看板業者様に依頼して面板製作を行ってください。
看板本体はプロの業者様、看板業者様であれば用意いただけます。どういう所の何の目的で使うか、どういう看板がいいかを打ち合わせて決めていってください。プロの業者様であれば色々アドバイスしてくださると思います。
看板は常設する設備品的な位置付けになります。面板の中身をタイムリーにしょっちゅう変えて設置するというよりは内容が変わらないかぎりはずっと同じ表示面を使用し続けます。
そういうことからいうと本来は店名やメニュー、料金表として、または誘導、表示、案内、規制、禁止を表記するサイン的な役割であると思います。置くだけの仮設設置が可能なため広告や販促的な側面ももちろんあります。
グラフィックの進化により面板面のデザインが多彩に表現できるようになり、写真やイラストなども表せるようになりました。ですから街の看板は色とりどり個性を出したりあえてシンプルにしたりと皆さん工夫されています。
看板自体が通行の妨げになり景観を乱すという場所もありますが、お店の一部として、お客様にとって必要な道しるべとして看板は重要な役割をはたしています。安全や地域の条例に配慮し、専門の業者様に相談、依頼して有効に使われるときっと役に立つツールとなることでしょう。
専門メーカー製の商品が使うなら安心です。看板業者様に相談する際、信頼のおけるメーカーを問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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