【ポスターパネル5】木調の質感で選ぶならこれ 4パカオープンフレーム 346 7色あり

2021.07.14アルモード情報

 

店舗・オフィスデザインの「今」と「これから」をとらえた商品開発が人気のアルモードは、

店舗・オフィスデザインのトレンドを把握し、「今」と「これから」に求められる商品の

開発を行っています。

 

 

ポスターパネルのこれから

  

商業施設だけでなく、公共施設やオフィスにも木の質感を活かしたインテリアデザインが増えています。

 

 

開発秘話

木調の質感を極めた新しいスタイルのフロントオープン開閉フレームを開発する

  

コーナージョイントパーツ(以下コーナーパーツ)がある開閉フレームはどこでもありましたが、

木の質感を活かした空間に合わせるには、どうしてもコーナーパーツの意匠感が気になりました。

 

シンプルで自然なデザインにぴったり合うような、コーナーパーツの目立たない

すっきりしたデザインにしたい…

 

2016年当時はそんな課題に直面していました。

 

 

少し専門的な話になりますが、コーナーを45°留切りした開閉フレームは他ではあまりなく、

コーナーがぴったり合う(ノウハウと技術的な精度が必要)薄型フレームのアルモード334は

人気でした。(現在も人気です!)

 

 

難しい道を選ぶ

人気の334に木目カラーを増やす方法もありましたが、木調の質感を極めたいと思うと

コーナー45°の留切りより垂直につなぎ合わせた方が素朴な木の質感が活かせるとの思いから、

新しいコーナーの形を検討していました。

様々なスタイルを検討する中で、日本に伝統的な木工技法の井桁(いげた)組が木の質感を

活かすにはいいのではないかと考え、井桁を現代風にデザインすることにしました。

 

  

フレームを4辺開閉するだけのフロントオープン式。

木の質感を活かし、空間にもなじむようにシンプルに仕上げるため、コーナーパーツが表に

見えない井桁(いげた)組みのデザイン。

開閉機能を盛り込み、品質の精度、安定性、耐久性からアルミでの設計、開発に着手していきました。

 

ちなみに古くから商家の暖簾(のれん)などにも多く使われてきた「井桁」は商売繁盛の

象徴的なデザインの1つです。

 

フレーム専門メーカーとしての50年の経験から、アルミの設計ノウハウとフレームの組み合わせ

技術には自信がありました。

しかし、今回の開発は専門の我々でも難しい課題でした。

 

最大の難関は『コーナーのかみ合わせ』

 

井桁状のフレームを開閉すると、どうしても角度的にフレームの下側が当たってしまいます。

当たらないよう間隔をあけると閉じたときに隙間が目立ってしまいます。

これはどうしようもありません。

いびつな形状にして小手先で解決する手もありましたが、せっかく木の質感を日本の伝統的な

技法で表現するという課題を台無しにしてしまいます。

それでは何にもならない…

 

 

基本に忠実に道の真ん中をいく

我々開発部門には困難に直面した際に、暗黙のルールがあります。

技術的な課題は論理的に技術で解決する。

技術人は技術で真っ向勝負し、技術で乗り越える。乗り越えられない課題はない。

そう心に刻み込んでいます。まさに魂の企画なのです。

 

ぎりぎりの調整を繰り返し、開閉角度とサイズ、ゆとりのバランスをはかりながらこれなら

大丈夫というところに到達しました。

 

何でもないように見える開閉フレームにもこんな技術と努力が詰まっているのです。

 

この開発には追加のプランがあって開閉フレームの宿命でもあるのですが、いたずらでフレームを

開けたままにする人がいて、簡単に開けられない工夫はないかという要望をよくいただきます。

鍵をかけるのも手ですが、鍵の管理が大変なので、ある特定の方法しか開かないという方法で

解決できないかという課題がありました。

 

その要望に開閉の順番を決めてその順番通りでないと開けられないという機能を設けることで

いたずらを減らすことに成功しました。

開閉機構がわからないことがポイントなので、あまり宣伝して多くの人の知るところとなれば

いたずらが増えてしまいますので、少しの紹介にとどめておきます。

 

 

 

日本の伝統的な技法を現代風にデザインしたフレームのスタイルは今現代風のカフェや商業施設

だけでなく、美術館や博物館などの公共施設、各地の伝統工芸・特産品展示施設、企業の

ショールームや食堂、休憩スペース、オフィス、古くからの街並みを残した場所など、これから

海外の人に日本の良さをPRしていく際にまだまだ活躍の場所がたくさんあります。

 

日本の各地で日本古来の良さと、これからの未来的な技術が組み合わさったフレーム346が

設置されていくことを願ってやみません。

 

  

 

木の質感を活かした木目はナチュラルやブラウン、ブラックなどリアルな木目色が5色あり、

空間に合わせることができます。

薄型で木を組み合わせたような質感が雰囲気を引き立てます。

 

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346

  

カラー:ステン・ホワイト・木目アイボリー・木目ナチュラル・木目キャラメル・木目ブラウン・木目ブラック

サイズ:A3・A2・A1・A0・B3・B2・B1・B0

価 格:15,200円(B2 標準小売価格 税別) ∼

9,800円(A3 標準小売価格 税別) ∼

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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 関連情報【アルモード】 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

ベルクホームページのディスプレイブログにアルモードの関連情報を掲載しています。

  

  

 

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