観葉植物ラボ
観葉植物ラボにおける「研究ノート・レポート」の定義

観葉植物ラボにおける「研究ノート・レポート」とは、実験・測定・検証によって新たな事実を証明するための研究記録ではありません。

本ラボの研究ノート・レポートは、観葉植物や緑、空間とのかかわりに関する、公開されている知識・資料・世の中の知見・歴史的背景をゆるやかに読み解き、それらを一つのテーマや問い、視点のもとで整理し直した「思考と整理の記録」です。

単なる情報の要約や解説というよりは、
・なぜその考え方が生まれてきたのか
・どのような文脈で語られてきたのか
・今のくらしや社会とどうつながっているのか
といった背景や関係性のようなものに、少しでも触れてみようとしています。

なぜ「研究ノート・レポート」という形式にしているのか

観葉植物やグリーンにまつわる分野には、
・経験則として語られることが多い
・科学・文化・商業がまざり合っている
・正解がひとつではないテーマが多い
という面があります。

そのため当ラボでは、結論や正解をきっぱりと提示するのではなく、思考の過程や仮説、整理していく途中の様子をそのまま開くような形として、「研究ノート・レポート」という形式をとっています。

これは、読んでくださる方がそのまま鵜呑みにするのではなく、ご自身の状況や興味に照らして考えていただくための、ひとつの思考素材として使っていただければという思いによるものです。

研究ノート・レポートの立ち位置

観葉植物ラボの研究ノート・レポートは、以下のいずれにもきっちりとは当てはまりません。
・学術論文
・実証研究
・商品カタログ
・ノウハウ集

どちらかというと、学術と日々のくらし、考え方と現場、歴史と今のあいだのあたりに立って、情報をゆるやかに整理し、考えていくための記録というくらいの位置づけです。

よくある誤解とQ&A

Q1. これは学術研究ですか?

いいえ、学術研究ではありません。
大学や研究機関で行われるような、実験・測定・再現性の検証・査読を伴う研究ではなく、公開されている情報をもとにした整理や考察を行っています。

Q2. 実際に実験や検証を行っていますか?

行っていません。
植物の生育実験や環境測定、心理実験のような実証的な検証は行っておらず、あくまで既存の公開情報や一般的な知見をもとに、その意味や背景をゆるやかに読み解く立場をとっています。

Q3. 効果や結果は保証されますか?

保証はできません。
研究ノート・レポートの中で触れている効果や傾向は、一般的に語られている知見や評価を整理したものであり、特定の環境・条件・個人における結果をお約束するものではありません。

Q4. 科学的根拠はありますか?

内容によって異なります。
科学的な研究を参照することもありますが、それらを独自に検証・再現しているわけではありません。
また、文化的・歴史的な文脈を扱う内容については、科学的根拠の有無だけでは測れないものも含まれると考えています。

Q5. 情報の出典はすべて明記されていますか?

すべてを明記できているわけではありません。
二次的・三次的に広まっている一般的な知識や、出典の特定がむずかしい情報も含まれるため、一次情報まで明示しきれない場合があります。

Q6. 誰のための研究ノート・レポートですか?

特に対象を限定してはいません。
・観葉植物やグリーンに関わるお仕事をされている方
・空間づくりやガーデニング、植栽に関心のある方
・表面的な使い方だけでなく、背景や考え方に触れてみたい方
・なんとなく植物が好きで、興味を持たれた方
専門的な関心をお持ちの方にも、ふと興味を持ってくださった方にも、開かれた内容を目指しています。

Q7. 内容をそのまま信じてよいですか?

参考資料や、考えるきっかけとしてご利用いただければと思います。
研究ノート・レポートは、何かの結論を押しつけるものではなく、考えるための材料をゆるやかに提供するものです。
実際に何かを取り入れたり判断されたりする際は、ご自身の状況に照らしてご検討いただければと思います。

Q8. なぜこのような形で公開しているのですか?

観葉植物やグリーンの分野は、感覚・経験・商業・文化がまざり合っていて、体系立てて語られる機会があまり多くない領域だと感じています。
観葉植物ラボは、その曖昧さや複雑さを無理に整えてしまうのではなく、少しずつ言葉にし、整理し、考え続けていくための場として、研究ノート・レポートを公開しています。

観葉植物ラボは、一研究員の立場で、観葉植物・生木・フェイクグリーン・人工樹木を中心に植物全般に関する世の中の情報・話題・事例を継続的に収集・整理し、参考にしていただけるような知見として、ゆるやかに発信していく場所です。
装飾グリーンや植物とのかかわりが、一過性の流行ではなく、日々の暮らしの中で自然に親しまれる存在として広がっていくことを願い、今後も研究ノート・レポート・コラム・エッセイの公開を通じて、知見の蓄積と発信を続けていきます。

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