⚠️ご注意
パンフレットスタンドはアルモードでは割と新しい商品になります。まずは正攻法でスタンダードなものを用意しようと考えました。金額的に安い物が市場に出回っていて価格競争は避けたかったのですが、使いやすい物にしたかったからです。
街中で見るパンフレットスタンドは様々でしたが、通販会社の販売する物は価格が安いのですが、どれもコスト優先できゃしゃなつくりになっていて紙のパンフレットをセットするには不安に感じました。組み立て式で脚部が壊れやすく変形しているものも見られました。価格を抑えた商品にすることはもちろん大切ですが限度があり、競争の中でいつの間にか品質を落としてしまっているのではないかと思われたのです。
アルモード商品は過去に細くスリムにしたいとか薄く軽くしたいとか、アルミを使って機能的にしたいなどデザインを追求しようとしすぎて、強度的に少し弱いものをつくったことがありました。大問題にはならない少しの強度不足でしたが、お客様から使っていくうちに壊れてきたというお話を聞いて反省し、強度不足の商品を廃番にしてやり直し強度アップして発売し直しました。どちらかというと最近では強めに作る傾向にあります。過剰品質はコスト高になるのでいけないのですが、安心を優先したいと考えています。
今後世の中の風潮が過剰品質よりほどほどがいいという風になってくれば、合格基準を見直すかもれません。
当社で最初のパンフレット商品は市場にある負の解消と言いますか、シンプルスマートだけれどもがっちりしたスタンダードタイプにしようと決めました。最初は特殊な物より基本的なもので使いやすさを優先したいと思ったのです。
余談ですが、アルモードの商品開発では基本にしていることがあります。
などです。
パンフレットの見せ方ですが、できるだけパンフレットをしっかりとよく見せて使うものにしようとも考えました。パンフレットの全面見せ展示です。パンフレットスタンドは一般的にたくさん収納、設置してどんどん配るのが一つの目的です。ですからパンフレットの半分から1/3ずらして収納するポケットになったものが多く、パンフレットの全体デザインは見せずに上部のタイトルだけ表示して抜きとってもらう仕組みになっています。
これはとりあえず気になったものは持ち帰って後からじっくり見るスタイルです。持ち帰ってもじっくり見てもらえず捨てられてしまうことも多々ありちょっともったいない気がします。そんなことから表紙を前面見えるように設置して納得して持ち帰ってもらう、質重視のパンフレットスタンドにしました。
第二弾のパンフレットスタンドを企画することになり再度どうしようか考えてフロアスタンド、POPスタンドの際に考えた発想をパンフレットスタンドにも応用しました。第二弾の商品はパンフレットスタンドの使い方を変えようと考えた商品です。
パンフレットスタンドは一般的に入り口や店舗の外、店頭に置いて通行人に取ってもらうもの。または待合室や柱、壁際の邪魔にならないところに置いて単独で使うことが多くあるのが普通です。それを商品やサービスのすぐ横に設置してPOPスタンドなどで説明PRまたは商品をみたその流れで興味を持ってもらいパンフレットを持ち帰るスタイルを思いつき、コンパクトでスマートなタイプのデザインにしました。
大量に設置するのではなく、適量をほしい時に手の届く位置に設置してより効果を高めるやりかたです。ショッピングセンターが増え、店舗も大型になりました。専門店もとなり同士でたくさんあり差別化が必要となっています。単独である専門店も大型でたくさんの商品があります。そんな時代の流れを読み取り新しい展示PRスタイルを提案しようと考え、それに合わせた商品開発にしました。
そうして出来上がったのが直立スリムなパンフレットスタンドシリーズです。A4とA4三ツ折がありスマートに設置することができます。店舗を中心に考えましたが、ショールームや展示会などでも同様の提案は生きていて、今までと違う使われ方になってきました。まだまだ使い方の提案が広まっていないので知られていませんが、これからもっと広がっていくことでしょう。
サインディスプレイ、看板、グリーン、インテリア商品の企画・開発から製造、販売をしております。
Copyright© Belk co.,ltd.All Rights Reserved.