メニュースタンドの選び方ガイド

メニュースタンド・記名台スタンドの選び方ガイド

メニュースタンドには様々な種類があり、サイズも商品的な形も多種多様になっています。アルモードでのメニュースタンドとは、~B3、600×450までの小サイズのメニュー、メニュー帳用スタンド。表示面は傾斜が基本ですが、直立も可能な商品もあり、片面表示の商品に絞って解説します。

メニュー帳台

メニュー帳は一般的に見開きA3、B3サイズが多いので、そのサイズのメニュー帳を載せてお客様に見てもらうスタイルです。昔からレストランなどでは多くある方法です。お店に入る前にメニューを見て選ぶことができるのでお客様にとってはありがたいことですが、時間帯によっては入口が込み合うので、ランチやディナーのおすすめメニュー、コースメニューを開いて置いたりすることが多くなっています。

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ファミリーレストランなどのチェーン展開しているレストランなどではサイズの大きい独自のメニューを作成していて、ラミネートしたメニュー帳やメニュー表を数冊用意し、順番待ちの間にお客様が見てるようにしている所もあります。

メニュー帳やメニュー表を置いて見れるようにする場合は傾斜した台があり、メニュー受けのあるタイプのものが一般的です。台は少し大きめになっていますが、メニュー帳がはみ出しても設置できます。ポールスタンドが主流ですが、2本脚、4本脚のがっちりタイプもあります。どこの飲食店も店頭入口は狭めなので、コンパクトなものが入店の邪魔にならずいいでしょう。

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見落としがちなのは強度ですが、メニュー帳をお客様が触ることもあるので、ある程度はしっかりしたものをお選びください。理屈上は載せることができるスタンドでも、グラグラしたりすぐ壊れてしまうとお客様の印象も良くありません。ガンガンにまでする必要はありませんが、ある程度しっかりした商品を確認してお選びください。わからない場合はメーカーやブランドで専門にされている所を選ぶのもいいでしょう。

記名台

メニュー帳台と並べて使うこともある記名台は、行列ができる繁盛店の順番待ちのために店頭に来た順番に記名しておいて並ぶためのものです。お店側で毎回お客様に直接名前を確認しなくてもいいように、記名台に記入して順番が来たら名前を呼ぶことで来店した順番通りスムーズに入店、着席してもらうスタイルです。誰が先だったかといちいち記憶する必要がない分、お店側では必要な仕組みになっています。

その記名台ですが、台の上に紙が置いてあり順番に名前を記入できるようになっているもので、平らに近い傾斜になています。メニュー帳台を兼用して使うこともありましたが、最近では専用の記名台を使う場合が多くなっています。記入するので、上から力がかかります。倒れないようにある程度の強度が必要となります。記入している際に台が倒れてしまっては思わぬ事故につながります。安定した強度のあるものをお選びください。

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記名台には「こちらに記名してください」とか「何分待ち」とかの表示があった方がわかりやすいので、表示プレートを付けられるようになっていると便利です。安定のためにスタンドにウエイト(重り)を設置して倒れにくくしたりするのもいい方法です。

2379 K 350角 記名台表示プレート

メニュープリントの掲示スタンド

メニュー帳の場合毎回メニューを作成しなくてもいいのですが、どうしても込み合うことや本日のランチやコース、おすすめのメニューを限定してPRする方法が最近の主流になりつつあります。完全予約制の高級店の場合、メニューを見て入ろうか迷う必要はないですが、多くのお店ではお客様は店頭で入るかどうかメニューを見て最終判断します。メニューなしで入店させて繁盛しているお店は少ないと思います。お店は回転数を多くしたいので、スムーズな来店、入店を促して回していきたいと思います。メニューにはキャッチ、集客、入店促進という役割があります。

あともう一つ付け加えたいのが、飲食店を利用するお客様の気持ちでメニューを見て、どれにしようか考える際のワクワク感を楽しむのもお店の満足感に含まれているということ。食べる前のワクワクも食事の楽しみの一つなのです。

メニュープリントをセットして掲示するメニュースタンドはいくつかのスタイルがあります。オーソドックスにメニュー帳台と兼用したもので、台がスチールでプリントをマグネットでセットできるタイプ。シンプルで時間帯によってメニュー帳を置いたり、ランチのみメニュープリントを置いたりできるので、お店側では使い勝手のいいスタンドになります。デザイン的にはシンプルでスッキリしたものがお店の印象も良く感じられるのでいいでしょう。

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メニュースタンドに「営業中」「準備中」「OPEN」「CLOSED」などの表示や「いらっやいませ」の文字プレートを設置できると便利です。入口にドアがなくオープンスタイルのインショップの場合、営業中か準備中かは案外わかりにくく、うっかりして準備中に入ってきてしまうお客様もいらっしゃいます。メニュースタンドにメニュー帳を入れておけるホルダーを付けられると、通常はメニュープリントをセットしておいて、アラカルトを希望のお客様のみメニュー帳を取って見られるので合理的です。

2367 K A3ヨコ 待ち時間表示プレート・OPEN両面表示プレート

メニュープリント専用のスタンドもあります。たくさんのメニューがあるお店ではなく、限定したメニューを提供する専門店には一般的かもしれません。お客様も迷わなくて済みますし、お店側も準備を効率よくできるので、お客様を呼び込む内容のメニューがあるならいいでしょう。

メニュープリントは以前はB3サイズも多くありましたが、最近ではA3が主流のようです。B3の方が少し大きくて見やすいのですが、家庭用プリンターでもプリントを簡単にできるサイズが重宝されていると思います。透明板に挟み込んでセットするタイプが主流で、メニューは汚れにくく掃除しやすい点も選ばれる利用のようです。デザイン的に少しおしゃれなものが好まれています。特に木調の物やフレームの回ったタイプが人気です。

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メニューを2段でセットできる角度違い2段傾斜の物もあります。直立でキャッチして傾斜でじっくり見せるつくりはインパクトもありキャッチ力があります。

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番外編で屋外の路面店に設置するのによく見かけるのが、屋内用のスタンドを設置して雨が降ったらビニールをかぶせているパターンです。屋外用のメニュースタンドが少なく仕方なくそうされているのですが、少し残念です。屋外用のメニュースタンドやポスタースタンドを探して使われるといいと思います。

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屋内でも屋外でもスタンドは倒れやすいもの、ウエイト(重り)を設置して倒れにくくできるといいと思います。


メニュースタンドの選び方を解説しましたが、いかがでしょうか。ひと昔前に比べればメニュースタンドの種類もずい分増えて迷うようになりました。選択肢が増えることはいいことですが、どう選べばいいか、どれがいいのかがわからず困っているお店の方も多くいらっしゃいます。

お客としてお店を利用する際、もう少しいいメニュースタンドを置けばいいのにとか、お店にあってないなあと思うこともあります。もちろんちゃんとしてメニュースタンドを設置されていていいお店だなあと感心することもよくあります。

たかがメニュースタンドと安さだけで選ばないように、専門メーカーの品も確認されることをおすすめします。


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