⚠️ご注意
ディスプレイ用品を品揃えしたのはアルモードカタログVol.5 2004年からです。それまではパネルとスタンド、看板の商品メーカーという感じで全国の店舗設計・ディスプレイ業者さん、看板屋さんを中心に回っていましたが、どうしても品揃えの少なさからなかなか業界に浸透しないように感じていました。
2002年段階の営業からの要望は、サインディスプレイの総合メーカーとして品揃えを増やすこと。その要望がかなえられ、商品開発が急ピッチで開始されました。ある意味今のアルモードの基礎が出来上がった時期です。
品揃えを拡大する中で、今までは最低限にとどめていた設置するためのパーツやちょっとした機能向上パーツなどがあれば、得意先の方に喜んでいただけるのではないかと思い描いてました。
ピクチャーレール、ワイヤーフック、フック、パネルアタッチメント、ワイヤーリング、ウエイト、パンフレットラックがその時、品揃えに加わりました。
ピクチャレールとワイヤーフック、フックはそれまでも当社商品として持っていました。商品化した歴史は古く、フレームを壁に掲示するのに必要だったからです。
ウエイトの開発は2004年に始まりました。スタンド看板を標準化し、デザインスタンド看板として出した屋外で使用するスタンド看板には転倒防止のウエイトが必要でした。当時あったウエイトはポリの物では黄色や赤の工事看板用のもので、せっかくスタンド看板のデザインをすっきりかっこよくしたのに、ウエイトの色やデザインがうまく合いませんでした。
そこでウエイトもデザインしてオリジナルで作ろうとなったわけです。今まで取り組んでいなかった素材なので、1から勉強して取り組みました。安全性、機能性、デザイン性を考慮、特に重くなるので持ちやすくし、様々なスタンドに載せられるように裏側の形状を工夫しました。今までにないおしゃれで使いやすいポリウエイトが出来上がったのです。
水や砂を入れれば総重量11kgになり複数設置して使うことができます。スタンド看板やポスタースタンドに載せて使います。
日本の住宅の壁は石膏ボードの壁が多く、石膏ボード壁用フックはアンカーを埋めるかピンでクロスさせるか、間柱などの下地まで貫通させて下地に取り付ける方法があります。
アンカーや下地に取り付ける方法はしっかり取り付けできるのでいいのですが、壁に穴が開いてしまいます。常設固定にはいいですが、設置場所を変更しようと思うと穴が残ります。ピンの物は後が目立ちにくくていいのですが、ピンを金づちで打ったりする取り付けが少しやりにくかったりしました。
そこで、フックを取りはずしても後が目立たない、クロスさせる方式でフックを簡単に取り付けられて、10㎏もの重量物にも耐えられる強度とおしゃれなインテリアデザインのフックを開発することとなりました。
強度が耐えられるかの検証と簡単さの工夫、そしておしゃれなデザインの3拍子が揃ったニコピンフックダブル、剛力フックはこうして出来上がりました。
ピクチャーレールの商品化は早く、販売の歴史は長くありました。壁に直接フックを付けず吊るしたいという需要は昔からあったため商品化していたのですが、シンプルなインテリアピクチャーレールでした。
石膏ボードへの取り付け、ベニヤへの取り付け、下地の間柱への取り付けに対応したものに進化させた商品を開発、デザインもより薄型にしました。木目ナチュラル色を加えて完成したのが新レール10です。
アルモードは壁面にビス止めする商品が多く、取り付けは吊り下げ用と引掛け用金具のみをオプションで対応していました。
壁に直付けできないアートデコ商品(ひも掛けが基本)が加わり直掛けできるようにしてほしいという要望が増えてきて、それならと開発に着手したのが直掛け金具類です。パネルやボードを壁に取り付ける金具なのですが、壁側とパネル側の2パーツ構成で引掛けて取り付ける仕様になってます。
工夫した点は、石膏ボード壁にピンで取り付けるクロス構造と、木壁にビスで取り付ける構造を1個でまかなっていてどちらの壁にも対応していること。そして薄型であること。パネルを壁に取り付けた際金具で出っ張るのを極力少なくするために極限まで薄くなるよう設計しました。パネルのサイズや内容によって金具を使い分けられるように、いくつかの種類を用意して対応しています。
アルモード商品は安全面には配慮した商品になっていますが、一部角が気になる商品があります。意匠的なデザインを優先するため角が丸くなっていなかったりします。通常に使っていただく分にはめったなことはないようにも思いますが、多くの人が利用する場所や公共的な場所では万が一を配慮することも必要です。
市販されているコーナー保護パットは作りが大きくそのまま使えないものです。意匠面でもごつくて野暮ったく、せっかくすっきりデザインに仕上げていても台無しになってしまします。
そこでコーナー保護パッドを開発することにしました。
アルモードのシンプルなデザインにもマッチし、安全面にも配慮したクッション性などからコーナー保護パッドは誕生しました。パネルやフレームのコーナーに付属の両面テープで取り付けます。すっきりシンプルなので、本当にカドだけに取り付けるカドあてです。
事務所内を見回しても角の出っ張りは至る所にあります。当社ではスチール家具のコーナーや各種突き出した場所に取り付けています。簡単に取り付けられるので便利です。
サインディスプレイ、看板、グリーン、インテリア商品の企画・開発から製造、販売をしております。
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