パーテーションの用途、使い方

目次

パーテーションとは?

プライバシーの確保や空間の効果的な利用などの為に仕切る可動式の自立パネルやスクリーン、造作壁などのことを指します。一般的には、オフィス、店舗、会議室などで使われますが、最近ではリモートワークが増えたことで住宅でも使用されます。パーテーションは設置の仕方を変えることでさまざまな形態で利用され、場所や用途に合わせて仕切る空間サイズや仕切り方を自在に変えることができます。

パーテーションの用途、使い方

パーテーションは、オフィス、レストラン、イベントスペース、医療施設など様々な場所で使用され、空間の効果的な利用やプライバシーの確保に役立ちます。その多様な形態、特徴、サイズ、デザインは、ニーズや目的に合わせて選択され、快適な環境を作り出すための重要な要素となります。

パーテーションのサイズやデザインは使用目的や空間に合わせて変化します。 小さな個室を作るためのコンパクトなパーテーションから、広々としたエリアを継続する大型のパーテーションまで様々です。 デザインも多彩で、シンプルなものからデコラティブものまで、個々のスタイルや空間に合わせて選択できます。

パーテーションは、効果的な空間の区画やプライバシー確保、音響制御など多くの時間をもたらします。用途や環境に応じて適切な形態やデザインのパーテーションを選び、より快適な空間を実現することができます。

使う場所ごとにパーテーションの用途、使い方について説明します。

オフィス

オフィス環境において、パーテーションは効果的な空間利用や働きやすさを促すために重要な役割を果たしています。主な用途は、個別の作業スペースの仕切りやプライバシーの確保、集中力の向上です。さまざまな形態、特徴、サイズ、デザインのパーテーションが存在し、オフィスのニーズに合わせて選択されます。

ワークスペースパーテーション

ワークスペースではパーテーションは、個別の作業スペースを区切るために使用されます。一般的な形態としては、天井まであるものや机上の高さのパーテーションがあります。天井まであるパーテーションは、視覚的なプライバシーを提供し、雑音を軽減する効果もあります。机上の高さのデスクパーテーションは、コミュニケーションを促進する一方で、スペースの開放感を維持します。また、デスクパーテーションには収納スペースや物を置ける棚が組み込まれているものもあります。

個室型パーテーション

個室型は、個別の作業領域を提供するために使用される密閉型のパーテーションです。壁や天井で完全に囲まれたスペースであり、高いプライバシーを実現します。個室型パーテーションにはデスクや収納スペースが組み込まれており、一人一人が独立した作業環境を持つことができます。個室型パーテーションには通常、電話やモニターを収納するためのスペースや配線用の穴が設けられています。

可動式パーテーション

可動式のパーテーションは、柔軟なスペース配置を可能にします。オフィスのレイアウトやニーズに応じて、必要な場所に移動や再構築ができます。可動式パーテーションには、折りたたみ式やスライド式などの様々なタイプがあります。これにより、チームのコミュニケーションを促進するオープンなスペースと、個別の作業スペースを柔軟に切り替えることができます。

固定式パーテーション

固定式のパーテーションは、安定感と耐久性を提供します。壁や床に取り付けられるため、しっかりとした区切りを実現することができます。一般的には、個別のオフィスや会議室の間仕切りに使用されます。固定式パーテーションは、プライバシーの確保や雑音の軽減、視覚的な隔離を実現するために重要です。

オフィスパーテーションの使われる場所

オフィスパーテーションは、さまざまな場所で使用されます。一般的なオフィス環境では、個別のデスクスペースや小室型が使用され、従業員の作業効率とプライバシーを向上させます。会議室や研修室では、固定式パーテーションが使用されて、プライバシーの確保や集中力の向上を図ります。また、オープンオフィスでは、可動式パーテーションが使用されて、スペースの柔軟な調整やコラボレーションの促進が行われます。

サイズとデザイン

オフィスパーテーションのサイズとデザインは、オフィスの配置やデザインコンセプトに合わせて選ばれます。デスクパーテーションや小室型の場合、幅や奥行き、高さは作業スペースのニーズに合わせてカスタマイズできます。可動式パーテーションや固定式パーテーションの場合、高さや幅はスペースの要求に応じて調整されます。デザインに関しては、オフィスのイメージやブランドに合致するように、カラーオプションや素材の選択が行われます。

例えば、オープンオフィスでは、明るい色調や透明な素材を使用して、開放感とコミュニケーションを重視したデザインが採用されることがあります。一方、個別のオフィススペースでは、よりプライベートで集中力を高めるために、固定式パーテーションやロータイプのデスクパーテーションが選ばれることもあります。

レストラン

レストランやカフェにおいて、パーテーションはテーブル間のプライバシーを保護し、顧客に快適な食事体験を提供するために使用されます。以下に、レストランパーテーションに関する詳細な解説を行います。

仕切りパネル

仕切りパネルは、レストラン内のテーブルを区切るために使用される一般的なパーテーションの一形態です。ガラスやウッドパネルなどの素材で作られ、テーブル間に配置されます。仕切りパネルは視覚的なプライバシーを提供するだけでなく、周囲の騒音を軽減し、顧客を保護します。また、デザインや素材の選択によって、レストランの雰囲気やスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。一部の仕切りパネルは、上部に通気性を確保するデザインが採用されており、食事を妨げることなくプライバシーを確保します。

植物を使ったパーテーション

植物を使ったパーテーションは、自然な雰囲気を演出し、テーブル間のプライバシーを提供します。植物は視覚的な隔離効果を持ち、リラクゼーションやストレス軽減にも役立ちます。レストランやカフェでは、壁際やテーブル間に植物を配置したり、パーテーション自体を緑化することで、心地よい空間を創り出すことができます。植物を使ったパーテーションは、顧客に自然な雰囲気と落ち着きを提供し、食事のリラックスした雰囲気を醸し出します。

特徴と使用場所

レストランパーテーションの主な特徴は、テーブル間のプライバシーを確保し、静かでくつろげる食事環境を提供することです。パーテーションは、特にインテリアやデザインに配慮され、レストランやカフェの雰囲気やコンセプトに合わせて選ばれます。モダンなレストランでは、ツヤがあり洗練された仕切りパネルが使用され、ナチュラルなカフェでは、植物を使ったパーテーションが好まれることがあります。また、レストランのレイアウトや席の配置に応じて、パーテーションを使用する場所が異なる場合もあります。例えば、グループやカップル向けの個室スペースでは、より高いプライバシーを提供するパーテーションが使用されることがあります。

サイズとデザイン

レストランパーテーションのサイズやデザインは、レストランのレイアウトやテーブル配置に合わせて選ばれます。パーテーションの高さや幅は、顧客のプライバシーと視覚的な隔離のバランスを考慮して決定されます。一部の仕切りパネルは、調節可能な高さを持っており、顧客が自分のプライバシーと視野を調整できるようになっています。デザインはレストランのコンセプトやスタイルに合わせて選ばれることが一般的であり、素材やカラー、装飾の有無などが考慮されます。レストランパーテーションの目的は、快適な食事体験を提供するだけでなく、レストラン全体の雰囲気や空間の流れを向上させることでもあります。

医療施設

病院や医療施設において、パーテーションは患者のプライバシー保護や感染対策に重要な役割を果たします。以下に、医療施設パーテーションに関する詳細な解説を行います。

アコーディオンパーテーション

アコーディオンパーテーションは、医療施設内のスペースを柔軟に区切るために使用される一般的なパーテーションの一形態です。診察室や待合室などのスペースを必要に応じて分割できるため、患者のプライバシーを確保しながら効率的な利用が可能です。アコーディオンパーテーションは簡単に開閉でき、必要に応じてスペースを拡張または縮小することができます。また、清潔さや衛生面の管理にも配慮されたデザインが採用されています。

ガラス仕切り

ガラス仕切りは、医療施設内の区画を明確にするために使用されるパーテーションの一形態です。透明なガラスパネルを使用することで、視覚的なつながりを保ちながらもプライバシーを確保します。ガラス仕切りは清潔さや視覚的な明るさを提供し、医療スタッフと患者の間で円滑なコミュニケーションを可能にします。また、ガラスの表面は清潔に保ちやすく、感染症対策にも貢献します。

特徴と使用場所

医療施設パーテーションの主な特徴は、患者のプライバシー保護と感染対策を最優先に考慮していることです。パーテーションは主に診察室や手術室、待合室などの特定のエリアで使用されます。医療施設では、患者の安全と快適な環境を確保するため、パーテーションの清潔さや耐衝撃性、防音性などが重要な要素となります。デザインは医療施設のイメージや空間に合わせて選ばれ、機能性と視覚的な調和を追求します。

事例

例えば、病院の待合室では、アコーディオンパーテーションを使用して個々の患者スペースを確保することができます。各患者はプライバシーを守りながら待つことができ、待ち時間のストレスも軽減されます。また、透明なガラスパネルを備えたパーテーションを設置することで、スタッフと患者のコミュニケーションが円滑に行えます。

医療施設パーテーションは、患者のプライバシー保護と感染対策に重要な役割を果たすだけでなく、快適な医療環境の確保や効率的なスペース活用にも貢献します。

イベントスペース

イベントや展示会において、パーテーションはエリアの区切りやブースの設置に活用されます。以下に、イベントスペースパーテーションに関する詳細な解説を行います。

可動式パネルと折りたたみ式仕切り

可動式のパネルや折りたたみ式の仕切りは、イベントスペース内の柔軟なスペース配置や変更に適した一般的なパーテーションの形態です。展示会やイベントのホール内で、異なる企業やテーマごとにブースを作り出すために使用されます。パネルは簡単に移動でき、必要に応じてスペースの大きさや配置を調整することができます。折りたたみ式の仕切りは、使用しない時にはコンパクトに収納できる利便性も備えています。

サイズとデザイン

イベントスペースパーテーションのサイズは、イベントの規模やレイアウトに応じて調整されます。大規模な展示会では、広いスペースを区切るために高さや長さの大きなパネルが使用されることもあります。デザインはイベントのテーマやブランドイメージに合致するように選ばれます。カラフルなパネルやカスタムデザインの仕切りは、イベントの魅力を高めるだけでなく、出展者や来場者に強い印象を与えます。

事例

例えば、展示会のホール内では、可動式のパネルを使用して異なる企業やテーマごとにブースを作り出します。パネルの高さを調節することで、ブースの視認性や一体感を確保します。各企業は自身のブース内で製品やサービスを展示し、来場者は分かりやすく区切られたスペースを巡回することができます。

イベントスペースパーテーションは、エリアの区切りやブースの設置に活用され、イベントの成功に重要な役割を果たします。柔軟性の高い形態や調整可能なサイズ、魅力的なデザインは、出展者や来場者に快適な空間と魅力的な体験を提供します。

パーテーションの主な目的

4401 W-11 900×600/4400 W H1900

プライバシーの確保
オフィスや会議室での個別作業や機密情報の保護に使用されます。例えば、可動式のパーテーションを使って、オフィスのデスク間を仕切ることで、個々の作業スペースや集中力を確保します。

空間の効果的な利用
大きな空間を小区画に分割することで、柔軟な空間利用が可能となります。店舗や展示会場では、ディスプレイエリアや販売エリアをパーテーションで区切り、商品の陳列や顧客の案内を効果的に行います。

音響制御
パーテーションは音響環境の改善にも役立ちます。音響吸収材を組み込んだパーテーションを使って、音の漏れを軽減し、静かな環境を提供することができます。劇場やスタジオ、レストランなどで使用されます。

パーテーションの形態と特徴

4406 W-61/4400 W H800

可動式パーテーション
軌道やレールに沿ってスライドすることで、空間を自在に区画することができます。サイズや高さは調節可能で、必要に応じて開放的な空間やプライベートな空間を作り出せます。

パネル式パーテーション
可動式のパネルを連結させて使用します。畳んだり展開したりすることで、形状や区画を変えることができます。軽量で移動が容易なため、イベント会場や一時的なスペースの区切りに適しています。

スクリーンパーテーション
プライバシー確保や視覚的な仕切りを目的とした、透明または不透明なスクリーンを使います。ガラスやアクリルパネルを使用したデザイン性の高いパーテーションもあります。


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