サインスタンドの選び方ガイド

サインスタンド選びの基礎知識、選び方ガイド

サインスタンドを選ぶ場合の選び方は設置場所と用途ごとに見ていくのがわかりやすいと思います。それからサイズやスタイル、デザイン、機能、品質、材質、価格、納期などが選ぶポイントとなっていきます。

店舗や施設、オフィス、雑居ビルの入口に置く案内(サイン)スタンド

一般的にはこの使い方が最も多い使い方です。設置場所が大きい場合は風除室がある場合もあります。営業案内として「営業時間」、休日の場合は「休業案内」をします。場所によっては「関係者以外立ち入り禁止」といった進入禁止表記を行います。

どの場合でも直立のスタンドが使いやすいでしょう。タワー型のものかポールタイプのもので表示面を差し替えられるようになっているものが最近の主流です。

2704 S 420×420
2705 C 300×300

営業時間や表示内容を変えらえれるように出力プリントをセットして使える物は便利です。立ち入り禁止や表示等内容を変更せず決まった内容で使う場合、小型で表示面が白アクリルのポールスタンドが使われることもあります。この場合は表示面をカッティングシートや出力プリントで貼り込んだものになります。

2701 S A4タテ
2702 S A4

どちらがいいかというのはケースバイケースですが、表示面の変更頻度が多いか少ないかで多ければ差し替えできる物。少なければ貼り込むものにしたらいいでしょう。貼り込むタイプは複雑な内容を表記するのではなく、簡単な場合が多いので面板自体が小さいものが多いです。シンプルに設置できぱっと見わかりやすいのが特長です。

入口の場合気になるのが風の吹き込みですが、スタンド自体がしっかりしていて重量があるものやベースにウエイトが仕込めるものもあります。最近ではシンプルになる傾向があるので、ベースにウエイトを載せて使うといった方法を取れる物がいいでしょう。

スチールウエイト1.8
丸ウエイト1ポール C

オフィスや雑居ビル等の場合は店舗ほど人の出入りが頻繁でない場合があります。自由に出入りしてくださいといているオフィスはあまりありません。特定の用件で関係のある人への案内を行うことになるため、単純な案内にとどまらないこともあります。

特定の内容を表示するため表示面が大きくなり個別の情報、フロアごとの内容、階ごとの内容、雑居ビルの場合は会社ごとの情報だったりします。壁面サインとして表示することが多いですが、壁が使えない場合は自立するタワー型のしっかりしたサインを設置することになります。

2352 S-K A3ヨコ
2385 K B2

そこまで大きくない場所では傾斜型の案内サインを設置します。近くに行ってじっくり見るスタイルになるため、このような形になります。この傾斜型サインは以前は張り込みやシルク印刷で面板表示がなされていましたが、出力プリントをセットして使える物が登場しており、内容を差し替えて使うことができるようになっています。

店舗の専門店やインショップである場合は店名看板として使う場合もあります。

263 C 600×1200
264 C 600×1200

ショッピングセンター、百貨店、専門店ビル、駅ビルの誘導、告知、表示、案内用スタンド

基本的には店舗と同じです。設置場所が大きい場合は風除室がある場合もあります。営業案内として「営業時間」、休日の場合は「休業案内」をします。場所によっては「関係者以外立ち入り禁止」といった進入禁止表記を行います。

どの場合でも直立のスタンドが使いやすいでしょう。タワー型のものかポールタイプのもので表示面を差し替えられるようになっているものが最近の主流です。営業時間や表示内容を変えらえれるように出力プリントをセットして使える物は便利です。

2701 S A3ヨコ
2705 C 450×300

立ち入り禁止や表示等内容を変更せず決まった内容で使う場合は小型で表示面が白アクリルのポールスタンドが使われることもあります。この場合は表示面をカッティングシートや出力プリントで貼り込んだものになります。

どちらがいいかというのはケースバイケースですが、表示面の変更頻度が多いか少ないかで多ければ差し替えできる物。少なければ貼り込むものにしたらいいでしょう。貼り込むタイプは複雑な内容を表記するのではなく、簡単な場合が多いので面板自体が小さいものが多いです。シンプルに設置できぱっと見わかりやすいのが特長です。

入口の場合気になるのが風の吹き込みですが、スタンド自体がしっかりしていて重量があるものやベースにウエイトが仕込めるものもあります。最近ではシンプルになる傾向があるのでベースにウエイトを載せて使うといった方法を取れる物がいいでしょう。

スチールウエイト1.8
丸ウエイト1ポール K

専門店の場合やインショップの場合は店名看板として設置することもあります。壁に店名看板はあるのですが、どうしても上部に設置される傾向があるため目線を上げないと気が付かない場合があります。

そんな場合に店名看板と営業案内、メニューなどを合わせて表示します。入店の邪魔にならないようにシンプルでスッキリしたもの、デザイン的にも店舗装飾を邪魔しないものがいいでしょう。

2352 S-C 420×420
263 C 450×1200

店舗の売り場、各所の個別案内、メッセージ用スタンド

これはサインスタンドというかは別として、最近増えている使い方です。メッセージスタンドと言ったり、フロアスタンド、インフォメーションスタンドと言ったりします。サインスタンドは両面表示の直立が多いですが、フロアスタンドは傾斜型の片面が多く見受けます。

2704 S A3タテ
2357 K 600×450

見る位置が遠くから目に付くというよりは近場に来て内容を見るためこのようなスタイルが多くなっています。表記内容は具体的な案内や単純なインフォメーション、商品説明、解説POP等多岐にわたります。それだけ情報の伝達が重要な要素だということ。

単純な案内だけでは足らないぐらい、店舗が広く複雑になっているということが原因です。かつての百貨店のように店員をたくさん配置して接客でカバーするスタイルが成り立たなくなり、無人化した店舗でアナログ情報を表記でまかなうようになっているのも理由の一つです。

情報が多岐にわたり変わっていくため、表示面はプリント差し込み式のものが便利でタイムリーに情報発信することができます。サイズ的にもA4やA3サイズの物なら小型のプリンターさえあれば出力できるので、バックスペースで作成した情報をプリントし、売り場の持って行ってセットするという流れで完結できます。時間的のも短時間で済みますし、外注しないですものでコストと時間の短縮につながります。

2701 S A3タテ

博物館、美術館、文化施設、ショールームの表示、誘導用スタンド

博物館や美術館などの公共施設の場合は内装デザインにサイン設計も含まれるため、施設完成時にデザインされた造作オリジナルサインが設置されます。

様々な人が来場するため誘導や表示、案内は重要な要素として計画されます。デザイン的にもトータルでイメージや使い勝手に合わせて設計されるため、ここでの解説には適さないように思います。

ただ中には私設の美術館やショールームもあるため簡単に説明すると、店舗と基本的な考え方は同じです。

入口に営業案内や催しの案内をする。導線がわかるように誘導する。進入禁止や展示物に触れてはいけない場合、撮影禁止、静かにするなどの表示は壁に貼るものですが、壁面が遠い場合や角地の場合などスタンドを併用して案内する場合があります。

2713 K A5
2713 W 210×210

ただし、スタンドを設置するというのは余程注意しなければなりません。展示物を見ていてスタンドに気が付かない場合はぶつかったりして倒したり、けがにつながったりするからです。また展示物に当たってこわしてしまうということがあってはなりません。

細心の注意を払って安全な方法で設置する。展示物などの近くには設置しないようにしてください。

イベント会場、球技、競技場、会館ホール、演舞場、コンサートホールの誘導案内スタンド

イベント会場や球場、競技場はスタンドサインはあまり設置しません。多くの観客が集中して出入りするので通路に設置したりすると危険です。壁面に誘導、表示するのが基本です。

入口外に看板として注意書きを設置するということはあります。入場する前に注意喚起するためです。

2701 S A3ヨコ
2702 K A3

会館ホールなども同様です。切符売り場や入口などは行列ができるため、誘導と整列して並ぶためのベルトパーテーションを設置して順番に並ぶというのがスタイルです。

そういう意味ではサインスタンドというよりはベルトパーテーションの設置方法を注意した方がいいでしょう。

426Z S-R

地方自治体、役所、公的機関の案内スタンド

自治体や公的な機関は不特定多数の人が出入りする場所です。しょっちゅう訪れるわけでもないので、どこに行ったいいか、どのように手続きしたらいいかわからないことだらけの人がたくさんいる状態です。

店舗などのように案内を重視して懇切ていねいに案内するということまではやりきれないかもしれません。

本来は案内を充実してもっとわかりやすくしたいところですが、予算の関係や勝手に改善しにくい構造などがあり、どこでも案内不足の状態で日々やりくりしているのが現状です。

機会があれば案内を追加設置して少しでもわかりやすくしたいところですが、案内する要素が多岐にわたり多すぎるため、何を優先して案内するかを決めるだけでも吟味が必要です。

ひとまずは最低限必要なことを案内する。サインスタンドにこだわらずに掲示板スタンド(案内板スタンド)を使ってタイムリーに情報発信するというのがいいのではないでしょうか。

2617 W 435×880
2618 K 435×880

掲示板スタンド(案内板スタンド)は直立縦長で表示面が大きのが特長です。マグネットでプリントをセットできマーカーで記入できる物が最近の主流です。ピンナップできる物もありますが、安全面からもマグネットタイプに置き換わってきているようです。

キャスター付きのものでスタッキング機能のあるものが移動、設置、収納面から使いやすいでしょう。


いかがだったでしょうか、ここまでサインスタンドについて選び方を解説してきました。本来ならもっと具体的に商品に当てはめて解説した方がわかりやすいと思います。上記の内容を参考に商品の解説やおすすめ商品などと合わせてご覧いただくとわかりやすいと思います。

実際の商品は見た目やスペック内容、説明コピー文だけでは差がわかりにくく、どうしても価格の安い物や入手しやすい物を選びがちです。案内は大切な行為なので、サインスタンド、案内スタンドを選ぶ際も吟味して選んでください。

販売している所の比較検討として製造メーカーを確認するというのも方法です。専門メーカーは機能的にもデザイン的にも使いやすく単純に価格だけでは比較できないこともあります。

解説したようにサインスタンドと言っても多種多様なスタイルはあります。使う場所や用途によってはサインスタンドではなく掲示板スタンド(案内板スタンド)やスタンド看板、フロアスタンド(メッセージスタンド)、インフォメーションスタンドなどの方が向いている場合もあります。

単品の商品のみ取り扱っている所より総合的に取り扱いのある専門メーカーの方が、用途やニーズに見合った商品を揃えていることが多くあります。どこにどのように使いたいかをメーカーに直接問い合わせるというのもいいかもしれません。


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