物販店1 ウィズコロナに行う3つの環境改善
物販店であるアパレルショップ、アクセサリー、本屋、雑貨、スポーツ用品、商品、文具、家具、インテリア用品、家電、寝具、CDショップなどでの環境改善について3つの改善対策
●新型コロナ対策
●表示・掲示・案内の設置
●おしゃれな空間演出
大きな改革はなかなか行えないかもしれませんが、小さな改善をこまめに行うことは大切です。
身の回りの小さなできごとをおろそかにせず、環境を良くすることが大きな問題を防ぐ第一歩です。
新型コロナ対策
新型コロナの収束はいつか…
新規感染者数が減ったので収束に向かっているようにも見えます。
「もう少したったら以前のような世の中に戻るだろう」と期待したいところですが、完全に元のようには戻らないことも想定しておく必要があります。
2021年11月の段階では、基本的な対策をまだ続ける必要があります
・マスクをつける …これは皆様行われているようです。できるだけマスクをつけるようにしましょう。
・換気をする …ある一定の時間と空間で換気をしていくことがいいといわれています。
・ソーシャルディスタンス、密を避ける …特に集団で密になるようなことがないようにしましょう。
感染防止対策では 『飛沫対策』 が重要なポイントになります。
(出典:首相官邸ホームページ 感染拡大防止 特設サイト「再拡大防止のための日常生活のあり方 紹介イラスト集」より)
特に換気対策は重要です。
寒い時期や暑い時期は換気しにくいですができるだけ換気設備を整えない場合でも窓を開けて換気を怠らないようにしてください。
上記だけ行えばいいかというとそれだけでは不十分です。
マスクをはずす場合もありますし、対面で話をする場合もあります。
では何をすればいいのか…?
それは飛沫対策を第一優先に考えて、飛沫防止パーテーションを設置することです。
もう設置されているかもしれませんが今一度確認してください。
設置上注意すること
それはパーテーションで空間を完全に囲ってしまわず、換気用に空気が通るようにすることです。
例えば床から高さ2,000㎜、机の上から1,300㎜を超えて飛沫防止パーテーションを設置したり、天井からビニールカーテンをたらして完全に遮断したり、さらに3辺、4辺を囲って遮断された空間を作ってしまったり…
その空間から外には飛沫は出ませんが、遮断された空間内で飛沫が回遊しこもります。
中に1人でいる場合はいいのですが、数人いるとその空間内でクラスターが発生するリスクがあります。
飛沫は上へのぼろうとするため、下に換気用の隙間があっても空気はうまく循環しません。
飛沫防止パーテーションはあまり高い位置まで遮断せず、上部をある程度あける、そしてその場の空気が換気によって流れていくようにしてください。
(天井の高い吹き抜けの施設や真上に換気扇などの空調がある場合は状況によってその限りではありません。)
飛沫防止パーテーションの密閉は横のパーテーション同士にも言えます。
少し隙間があるほうが空気が流れて換気しやすくなります。
直接対面するところは遮断し、それ以外の場所に空気の通る道を設けて、換気できる環境を作り、空気を外に出すようにしてこまめに換気してください。
表示・掲示・案内の設置
情報発信のためのツールを整備する
近年大型化する物販店やショッピングセンターでのイベントやセールなどさまざまな情報をPRすることは、お客様にとってありがたいことです。
タイムリーな情報掲示を入れ替え簡単なスタンドやパネルがお手伝いします。
商品選びの際は、値段だけで決めずに扱いやすさや商品の製造メーカー、ブランドをチェックしてください。
〇木調デザイン
ポスターパネルも掲示板も木調にするとイメージが変わります。
温かみのあるホットでナチュラルな印象を与えます。
最近の公共施設には木を使った建築が多くなってきていますが、これからの1つのデザインの流れであると思います。
アルミに木目のシート貼り仕上げのため、空調による変形や劣化もありません。
強度と機能性があるので、薄型でも一定の品質を保ちます。
〇黒のデザイン
最近の店舗デザインには黒を効果的に使ったものが増えています。
黒やダークグレーなどの色は細く周囲に使うと輪郭がはっきりしていて表示内容が見えやすく、サインとして表示内容を認識させることができます。
白やモノトーンの店内や木調の什器にも合うので取り入れてください。
サインディスプレイ専門メーカーがつくるアルモードには便利でお得なポスターパネルや掲示板が揃っています。
飛沫防止パーテーションも安くて丈夫で使いやすいアイテムが揃っています。
おしゃれな空間演出
入店を誘う店舗デザインをより魅力的に演出 ~ショップディスプレイ~
アパレルショップやサービスショップでは、コンセプトに合わせ工夫を凝らしたショップづくりをしています。
それぞれにイメージは異なりますが、入店意欲が湧き、ゆっくりと商品選びができる素敵な空間づくりが共通のテーマとなっています。
おしゃれなショップには空間を演出するアイテムが欠かせません。
家具や什器にもマッチしたグリーンを飾ることで、ショップ内は居心地のよい、おしゃれな空間に代わります。
空間をガラッと変えるインパクトある演出
●インパクトある大きな連接グリーンは、アイキャッチにも効果あり
●店名サインと組み合わせたグリーンパネルも魅力ある演出サインに
●ラインのグリーンがもつモダンで柔らかな雰囲気で心地よい空間に
●スッキリとシンプルなグリーンスタンドが空間のアクセントに
オリジナルのレイアウトで華やかさを演出
●商品を引き立たせるグリーンパネルをショーウインドウの背景に設置すればキャッチ効果にも
●しだれグリーンで、やさしくナチュラルな雰囲気を演出
●種類豊富なグリーンアイテムで、それぞれの店の表情も多彩に
ワンポイントのディスプレイで手軽におしゃれな演出
●グリーンパネルとしだれグリーンが落ち着きあるおしゃれ空間を演出
●壁面上部のデッドスペースをラインのポットで手軽に美しく
●ミニポットが商品陳列のアクセントに
樹木で囲まれた癒しの空間づくり
通路やホールなどの一部に休憩スペースを設ける施設が増えてきています。
ソファの周りに樹木を配置するとリラックス効果が得られると同時に、空間全体の魅力を上げることができます。
〇見せ場作りのポイント
存在感のある「人工樹木※」をソファを挟むようにシンメトリー※に配置することで、休憩スペースの区画をさりげなく作り、また空間全体のフォーカルポイント※として目を引く演出ができます。
〇バランスの取り方
樹木の「パーテーション」で区画をさらにはっきりさせ、居心地のいい休憩スペースを演出。
空いている壁には、グリーンの量が少し控えめな「壁面プランター」を設置。
壁の寂しい印象を解消して、全体的にバランスよくコーディネート。
〇グリーンスタイルのコーディネートポイント
樹木プランターや壁掛けポットなど置くだけで手軽なアイテムでコーディネート。
リラックスしてコミュニケーションが図れる空間作り
気分転換できる空間作りが重要で、リラックス効果のあるグリーンの必要性が高まっています。
イラストはオフィスのリフレッシュルームです。
インパクトある壁面緑化で癒しの空間を演出
緑に囲まれた空間に身を置くことでリラックス効果が高まり、コミュニケーションが増える効果があります。
〇見せ場作りのポイント
1番目立つ壁面に大画面の「壁面緑化」を設置することで、癒し・憩いの空間を強く印象付けることができます。
自然なブラインドとしての人工樹木
よりパーソナルな空間を創造するアイテムとして人工樹木を設置。
また、壁面だけでは単調になりがちなグリーン演出に「立体感を持たせる」ことで空間全体の調和を図ることができます。
〇バランスの取り方
空間の中央に立体的な「人工樹木」を設置することでどこからでも緑が目に入り、緑視率を高めることができます。
新たな空間を創造するBOXプランター
パーテーション効果の高いBOXプランターを連続設置することで、簡単に新たなスペースを生み出すことができます。
〇バランスの取り方
スタイリッシュなデザインの「BOXプランター」なら圧迫感を与えずにスペースを仕切ったりソーシャルディスタンスを確保するアイテムとして重宝します。
〇グリーンスタイルのコーディネートポイント
癒しや安らぎを感じさせるグリーンと木目什器を中心にコーディネート。
グリーンモードなら好みに合わせてコーディネートがいろいろ
〇バランスの取り方
自然なブラインド効果を発揮する「人工樹木」を設置することで空間を仕切り、落ち着いて会話を楽しめるスペースにしました。
〇グリーンスタイルのコーディネートポイント
お気に入りのアートやグリーンに囲まれた癒しの空間をイメージし、かわいらしいグリーンでコーディネート。
人工樹木、フェイクグリーンを使うメリット
施設で観葉植物を育てるのは大変なことです。
水やりを欠かさず、太陽光に当てて肥料もやり、風にもさらさなければなりません。
しかも土は有機物ですので虫や細菌、カビなどがいて衛生的にも心配なところがあります。
鉢植えタイプなら移動が簡単でまだ扱いやすいでしょうが、大型のプランターともなると管理だけでも大変でレンタルを含め、専門業者の方に頼むとしても費用がかさみます。
人工樹木(人工観葉植物)やフェイクグリーン(人工グリーン)なら…
水やりなどの世話や手入れも不要で枯れたり成長したりする心配はいりません。
人工樹木やフェイクグリーンを使ったグリーンの新しいスタイル「グリーンモード※」なら生の観葉植物に引けを取らないクオリティの高いグリーンが見た目にきれいで心を和ませます。
手入れ不要で簡単便利。手間が省けて施設の方は大助かりです。
サインディスプレイ専門メーカーがつくるグリーンモードには、壁面パネルから、ポット、スタンド、人工樹木までそろっているので、樹木や卓上ポットを置くだけから、空間デザインのコーディネートまで対応できるアイテムが揃っています。
※人工樹木:人工観葉植物の一種で観葉植物や樹木の人工製作物。本物に近いクオリティで手入れがいらず衛生的なので人気急上昇中。
※グリーンモード:空間デザインのための新しいグリーンスタイル。パネルやポット、スタンド、人工樹木がある。
※フォーカルポイント:空間の見せ場のこと、見せ場があると空間全体のイメージが上がる。
※シンメトリー:左右対称形のこと、規則性があり安定して見える。建築物にはよく使われている。