ポスターフレームの選び方ガイド

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ポスターフレームの選び方ガイド

ポスターフレームを選ぶ方法は大きく分けて2つあります。商品を見て選ぶか、使う際の現場や目的から選ぶかです。どちらも先に何を優先するかということだけで、最終的には両方の要素を考慮して決めることになります。

フロントオープン式ポスターパネル、スライド式ポスターフレーム

ポスターやメニュー用途で壁付けの場合

最もオーソドックスな使い方として一番多く使われているスタイルです。

多くの場合、人が行き交う場所に設置することが多いので、視認性がいいこと、安全性が高いことをを優先します。ポスターの交換がある場合、入れ替え簡単なものが後々便利でいいでしょう。

安全性の為、角の出っ張りを気にするなら薄型、もしくはコーナーアールがとがってなく見た目にも優しく見えます。

公共施設ではオーソドックスなシルバーやステンかホワイトが合いやすいですが、店舗やショールームなどではブラックにして注目がいくようにしていたりします。

343 C B2
331 K B2

飲食店やリラクゼーションサロン、自然な雰囲気を出したい場合に木目調の色を使うのがいいでしょう。インテリアの雰囲気に合わせるのが一般的です。

346 NA B2タテ
333 SP B2

吊り下げにする場合はワイヤーハンガー等で吊り下げて設置します。

333 S B2×4

パネルスタンドやイーゼルにセットしてスタンド仕立てで設置する場合、ポスターパネルのフレーム開閉式の物であればスタンドに設置して使うことができます。同じメーカー物のなら組み合わせも考えているので安心です。パネルもスタンドも製造している専門メーカーがいいでしょう。

331 S A1/2154 C
334 K B1/MS182 K

サインや案内、解説パネルとして壁に付ける場合

ポスターパネルというよりはサイン案内なので、フレームをシンプルにする傾向があります。フラットな薄型にしたり、スリムな細身のものがよく使われます。

コーナーはアールではなく角タイプが一般的です。デザイン的にはあまり主張がない様に見えた方が、施設の邪魔にならなくていいでしょう。必要な時に見やすい物というスタンスです。

交換は頻繁にないと思いますが、たまにでも入れ替えしやすい物としてフレーム開閉式はいいでしょう。

345 K A1
3523 K B2×2

社訓やスローガン、社内へのメッセージを表示する場合

額縁で額装して上の方に飾る場合がよくあります。筆書きの立派なものだと額装するのがいいでしょう。プリント文字の物ならポスターパネルにセットして掲示してもいいでしょう。

シルバーやステンのものがすっきりしていて収まりがいいですが、ブラックで引き締めると目に行くようになります。

334 WD B1

時刻表を壁に設置する場合

シルバーやステン、ブラックのフレームが公共性があり見やすくわかりやすいです。安全性の為、薄型かコーナーアールを使うことが多いです。

駅員の目が届かない場合もあるので、鍵付きやいたずら防止のものが求められます。場所によっては屋外対応のものが必要です。屋内なら薄型のフレーム開閉式、屋外なら扉式が安全でおすすめです。

349 C B2
1618 S B0ヨコ

表示や予定表などを設置する場合

サイズがA3までの小サイズのことが多いので壁に直付けする場合もありますが、紐掛けしたりマグネット設置したりして取りはずす方が使いやすかったりします。

スライド式で中身を取りはずして入れ替えます。フレーム開閉式の場合はシンプルタイプが使いやすいです。

123 S B2
153 S A3
透明板の材質
透明板
透明板・防水テープ貼り

透明板はアクリル製がキレイでしっかりしています。

PET(ペット)はA3ぐらいまでのサイズならいいですが、それ以上になると腰がなく柔らかいのでへろへろ感があります。

熱変形もしやすいので、窓や空調付近での使用も控えた方がいいでしょう。表見強度も弱いので、拭いたときに傷がつきやすい素材です。


多くの場合フレーム開閉式のシルバーかステン、ホワイト、ブラックが合わせやすく使いやすいです。多くの商品が出回っているので迷ってしまいますが、よく目にするのはいろんなメーカーのものを羅列して販売しているサイトです。違いが分かりにくいですが、価格だけで決めない方がいいでしょう。

ポスターパネルは実物を手に取って試したり目で見比べて選ぶということはなかなかできないのが現状です。カタログやネットで見比べるだけなのでほとんど違いがわかりません。

製造メーカーを確認する。販売しているところではなく、ブランドや専門に製造しているメーカーがノウハウもあり対応もしっかりしていて安心です。

POPパネル

ポスターやメニュー用途で壁付けする場合

一般的にはポスターパネルをおすすめしています。耐久性と使いやすさから、ポスターパネルの方が向いているからです。ただ中には短期使いとか、小サイズだからとか、コストを落としたいからという理由でPOPパネルを使われる方がいらっしゃいます。A4とかA3クラスの小サイズであればPOPパネルでいい場合もあるでしょう。

フレーム開閉式のPOPパネルは壁面にビス止めもできます。壁に付けたままポスターのセット、交換をして使えます。バックボードがはずれるので、セットは慎重に行っていただきます。

フレーム4辺開閉セット
ポスターをスライドセット

横に取り出し口がある場合はスライドタイプも薄型でおすすめです。マグネットで取り付けるタイプもあるので、取りはずしを頻繁に行うことができます。

開口しているフレーム1辺よりスライドセット
フレーム裏側にマグネット付き

飲食チェーン店の場合、本部でセット交換方法を指導していただければB2サイズでも問題ないかもしれません。木目調のフレームやコーナーアールのものなどは使いやすいでしょう。飲食チェーン店ではたくさんのポスターやメニューを掲示します。細身でスッキリ見えるので、デザイン的に合います。

AP340 WD5 B2
AP350 WD A1

ATMなどの省スペースで、A4サイズクラスの小さいサイズを掲示するのに向いています。パネル自体が軽量で機器に負担を掛けなくて済むからです。

AP360 S A4
AP10 S A3

案内や解説パネルとして使う場合

展示会用途の場合、短期間なのでPOPパネルがいいでしょう。企業やショールームでは解説パネルを設置することがあり、POPパネルがシンプルでよく使われます。長期間設置する場合はポスターパネルをおすすめしていますが、短期的な展示の場合はPOPパネルを使ってみるのもいいでしょう。

AP55 WD A3
AP23 C A1

特にA4までの小サイズをクランプスタンドにセットして使う場合、クリアファイル式のPOPパネルが便利です。プリントを挟んでクランプにセットするだけですから超簡単です。

AP15 A3

表示、予定表などを設置する場合

サイズがA3までの小サイズのことが多いので壁に直付けする場合もありますが、紐掛けしたりマグネット設置したりして取りはずすのが使いやすかったりします。スライド式で中身を取りはずして入れ替えます。フレーム開閉式の場合はシンプルタイプが使いやすいです。

AP13 K B2
AP13 K 300×300(特注サイズ)

いかがでしょうか。少しややこしい言い方をしましたが、ポスターフレームの選び方を解説しました。アルモードブランドでポスターフレームを発売してから30年、当時ポスターフレームと言ってもなかなか理解していただけなかった分野が、今では多くの所で幅広い用途で使われるようになりました。

扱っている販社が多くありますが、実際によく知っていて対応もできる専門メーカーに直接問い合わせてみて相談に乗ってもらうのもいいでしょう。


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