美術館、博物館、図書館、資料館、映画館、コンサートホール、舞台、演技場などでの環境改善について3つの改善対策
3つの改善対策
●新型コロナ対策
●表示・掲示・案内の設置
●居心地のいい空間演出
世の中の情勢も変化してきています。現状での気をつける対応策をまとめてみました。
感染者の数は日々変化し増加、減少を繰り返しています。
初期の頃から比べると感染者の数は多いように思いますが、軽傷、無症状の人が多いのでしょうかそこまで深刻な状態ではないように見受けられます。
政府の方からマスク装着の緩和や海外からの来日受け入れなどの報道がありました。経済活動の復旧や自粛からの解放で期待感があり、徐々に動いているように感じます。
これですべて解禁したからもう大丈夫とまでは、なっていないので対策しつつ活動していくという微妙な線引きも残ります。過剰な心配や無理な対策は良くないと思いますが、必要な対策を行った上で活動を広げていくというスタンスが必要と思われます。
新型コロナウイルスの状況は日々変化しています。公的な情報を下記にまとめました。日々の状況や対策の最新情報をご確認ください。
●マスクをつける
これは皆様行われているようです。できるだけマスクをつけるようにしましょう。(屋外や会話のない場合でのマスクなしも一部承認されてきています。)
●換気をする
ある一定の時間と空間で換気をしていくことがいいといわれています。(特別密集する場所以外ではそんなに頻繁に換気、換気と言われなくなっています)
●ソーシャルディスタンス、密を避ける
特に集団で密になるようなことがないようにしましょう。(球技場の観戦は緩和されています。徐々に密の緩和が進んできています)
昨年までは対策を怠らないようにということを訴えてきていましたが、だんだん活動を再開するためにどうするか、どのようにして活動すればいいかということに関心が集まっています。まだまだ今の段階では「さあ、活動を全面再開しましょう」とは言えません。
今の段階でできることを案内したいと思います。感染防止対策では『飛沫対策』が重要なポイントになります。
(出典:首相官邸ホームページ 感染拡大防止 特設サイト「再拡大防止のための日常生活のあり方 紹介イラスト集」より)
それは飛沫対策を第一優先に考えて、飛沫防止パーテーションを設置することです。
もう設置されているかも知れません。「今更パーテーションの設置って必要ないんじゃないの。」と言われるかもしれません。
しかしコロナはなくなったわけではなく緩やかに続くと考えれば、対策としてパーテーションの設置は定番アイテムとしていただいた方がいいと思います。
今まで仮設で設置されているところも多くあります。アクリル板を設置して倒れたり割れたりして面倒になっているところもあると思います。定番の設備品として考えればしっかりしたものに変えようとか、もう一度設置し直そうとかになると思います。
それはパーテーションで空間を完全に囲ってしまわず、換気用に空気が通るようにすることです。
例えば床から高さ2,000㎜、机の上から1,300㎜を超えて飛沫防止パーテーションを設置したり、天井からビニールカーテンをたらして完全に遮断したり、さらに3辺、4辺を囲って遮断された空間を作ってしまったり…
その空間から外には飛沫は出ませんが、遮断された空間内で飛沫が回遊しこもります。
中に1人でいる場合はいいのですが、数人いるとその空間内でクラスターが発生するリスクがあります。
飛沫は上へのぼろうとするため、下に換気用の隙間があっても空気はうまく循環しません。
飛沫防止パーテーションはあまり高い位置まで遮断せず、上部をある程度あける、そしてその場の空気が換気によって流れていくようにしてください。
(天井の高い吹き抜けの施設や真上に換気扇などの空調がある場合は状況によってその限りではありません。)
飛沫防止パーテーションの密閉は横のパーテーション同士にも言えます。
少し隙間があるほうが空気が流れて換気しやすくなります。
直接対面するところは遮断し、それ以外の場所に空気の通る道を設けて、換気できる環境を作り、空気を外に出すようにしてこまめに換気してください。
国内旅行も増えてきています。海外客のインバウンドも徐々に増えていくでしょう。観光地はしばらく閑散としていたと思いますが、ようやく活気が戻りつつあります。
海外のお客様への案内や注意をしっかり行わなければなりません。コロナ対策でのマナーも国によって常識が異なるためマスク着用や密な飲食、大声を上げる会話や声援。ちゃんと表示、掲示しておかなければトラブルの元です。
コロナ前のインバウンド需要期でも普通に案内不足による混乱やトラブルが多く見受けられました。文化、慣習の違いによるトラブルはどこでもつきものです。日本は言わなくてもわかるだろう、常識だろうとあえて言わない方がいいと考えますが海外では逆で、なんで言わない、言わないとわからないだろうと意思疎通を表現して伝えることに重きを置いています。
これから人が動き、活気が戻って切る前にしっかりと対策をしてください。本来ならオリンピック開催の時にもっと準備できていれば良かったのでしょうが、なかなか思うようにはいかないものです。2025年の大阪万博もあることですし、今から備えていきましょう。
では何をするか?
パネル、スタンドは基本的な掲示アイテムです。お知らせやインフォメーションをもれなく行うことはコミュニケーションにおいても欠かせません。
もう一度見直してください。
基本的な決まりやルール、守ってほしいことなどは掲示板だけでなくポスターパネルで掲示する方が注目されてわかりやすくなります。中の掲示物(ポスター、お知らせなど)の入れ替え簡単なパネルだと掲示、差し替えに手間取らず便利です。案内用のサインスタンドやイーゼルスタンドと組み合わせて案内することが効果的です。
商品選びの際は、値段だけで決めずに扱いやすさや商品の製造メーカー、ブランドをチェックしてください。
様々な催しを案内する、注意事項を案内する。集客のための看板を設置する。
ポスターパネルも掲示板も木調にするとイメージが変わります。温かみのあるホットでナチュラルな印象を与えます。
最近の公共施設には木を使った建築が多くなってきていますが、これからの1つのデザインの流れであると思います。施設の雰囲気に合わせて木調や色を選べると雰囲気を壊さず表示、案内ができるのでイメージ作りに役立ちます。
商品選びの際は、値段だけで決めずに扱いやすさや商品の製造メーカー、ブランドをチェックしてください。
サインディスプレイ専門メーカーがつくるアルモードには便利でお得なポスターパネルや掲示板、案内スタンド、パーテーション、ベルトパーテーションが揃っています。
飛沫防止パーテーションも安くて丈夫で使いやすいアイテムが揃っています。
もう演出されているところはチェックしてみてください。
演出がなされていないところは演出を検討してください。
演出といっても高度なことではなく、雰囲気を良くしましょう、店内をおしゃれでリラックスできる空間にしましょうということなんです。
什器や販促備品が多く置かれた接客空間では、空いているスペースにさりげなく配置できるアイテムが重宝します。
空間全体にバランスよく配置して緑視率※を高めることで、居心地のいい空間が作れます。
ライン状のしだれグリーンが、居心地のいい空間を演出。
壁面上部の空きスペースを利用してしだれグリーンを連接設置。
さりげない癒し効果で居心地のいい空間を作ると同時に、店舗全体の印象や魅力が高まります。
👉見せ場作りのポイント
しだれグリーンは一見インパクトに欠けるが、ライン状に連接設置することで店舗全体を印象良く目立たせる効果があります。
BOXプランターの仕切りで、気になる視線を遮る。
接客の邪魔にならないように、また密接対策として便利なBOXプランター。
実用的に使いながら緑視率※も確保できる便利アイテムです。
👉バランスの取り方
実用性の観点から「パーテーション」の位置を決めたあと、手軽に設置できる「人工樹木※」を隙間を埋める要領で配置するとバランスのいい演出ができます。
程よく視界に入る樹木やポットで癒し演出。
グリーンがバランスよくちりばめられている空間は、グリーンが自然と目に入るのでリラックスできます。
👉バランスの取り方
手軽に置ける「人工樹木※」や「卓上ポット」を空きスペースに配置すると、グリーンが程よく視界に入るバランスのいい居心地空間が作れます。
壁面緑化は目に入りやすく、印象に残る魅力的なお店を作ることができます。
カウンター後ろの壁や柱など、目立つ場所を緑化すると効果的です。
👉見せ場作りのポイント
フォーカルポイントはカウンター後ろの「壁面緑化」と「柱面緑化」に設定。
2カ所でインパクトとクリーンな印象を演出。
👉バランスの取り方
グリーン量のバランスを整えるために、スタイルの違うフロア用の「パーテーション」と「人工樹木※」を設置。
実用的に使う「パーテーション」の位置を優先して決め、その後に余白スペースに「人工樹木※」を設置すると、バランスの取れた演出ができます。
👉グリーンスタイルのコーディネートポイント
柱や壁面緑化を中心としたインパクトとクリーンな雰囲気を演出するコーディネート。
置くだけ手軽なグリーンアイテムでコーディネート。
空いてるスペースを埋めるように配置することで居心地のいい空間が作れます。
👉見せ場作りのポイント
フォーカルポイントとして、目に入りやすい店頭の2ヶ所に、存在感のある「人工樹木※」を配置。
👉バランスの取り方
空間全体のグリーン量を整えるために、フロア用の「パーテーション」と「人工樹木※」、棚上に「卓上ポット」を設置。
実用的に使う「パーテーション」の位置を決めた後に余白スペースに「人工樹木※」を配置。また、棚上にポットを置くことで視界に入りやすくバランスの取れた演出ができます。
👉グリーンスタイルのコーディネートポイント
空きスペースに手軽に置けるグリーンアイテムでトータルコーディネートしたプラン。
施設で観葉植物を育てるのは大変なことです。
水やりを欠かさず、太陽光に当てて肥料もやり、風にもさらさなければなりません。
しかも土は有機物ですので虫や細菌、カビなどがいて衛生的にも心配なところがあります。
鉢植えタイプなら移動が簡単でまだ扱いやすいでしょうが、大型のプランターともなると管理だけでも大変でレンタルを含め、専門業者の方に頼むとしても費用がかさみます。
人工樹木※(人工観葉植物)やフェイクグリーン(人工グリーン)なら…
水やりなどの世話や手入れも不要で枯れたり成長したりする心配はいりません。
葉っぱにほこりが付いたりしますが、ハンディモップなどで優しく払ってください。
見た目にもクオリティが高く、きれいな葉っぱで目を和ませてくれます。
人工樹木※やフェイクグリーンを使ったグリーンの新しいスタイル「グリーンモード※」なら生の観葉植物に引けを取らないクオリティの高いグリーンが見た目にきれいで心を和ませます。
手入れ不要で簡単便利。手間が省けて施設の方は大助かりです。
サインディスプレイ専門メーカーがつくるグリーンモードには、壁面パネルから、ポット、スタンド、人工樹木までそろっているので、樹木や卓上ポットを置くだけから、空間デザインのコーディネートまで対応できるアイテムが揃っています。
※緑視率:(りょくしりつ) 視界に入る緑の割合。ある一定の割合があると癒しや安らぎ、リラックス効果があるとされています。
※人工樹木:人工観葉植物の一種で観葉植物や樹木の人工製作物。本物に近いクオリティで手入れがいらず衛生的なので人気急上昇中。
※グリーンモード:空間デザインのための新しいグリーンスタイル。パネルやポット、スタンド、人工樹木がある。
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