パネル用スタンドの開発物語

パネル用スタンドの開発物語

商品を開発する方法として大きく分けると、業界や用途に合った使いやすい商品をつくるというやり方と、万能だったり多用途の定番商品をつくるというやり方の2種類があります。

物によって必要とされる要素が異なるので一概にどちらがいいとは言いにくいですが、アルモードは後者の商品が中心で、少し前者の要素を盛り込んでいくつかの商品をラインナップしています。本来は用途や業界専用品をつくった方が物はわかりやすくつくりやすいのですが、使用される数が多く見込めない場合どうしてもそれだけで一つの商品を開発していくにはリスクが大きく、いくつかの用途を兼用して使える多用途品を作ることになります。

パネル用スタンドはその最たるもので、何用と言われれば物としてはパネル用なのですが、使用する用途と言えばたくさんあります。元々はポスターを掲示するためにつくられたものですが、展示会やイベント、文化施設、百貨店、専門店などの店舗で使いやすいようになっています。

例えば展示会用に大量に使い、使わないときはスタッキング収納して保管するという機構はそいう用途に適しています。百貨店や専門店で使用するためにある程度のテイストと高級感、上質なデザインが求められ、仕上げもクロムメッキのスチールパイプが用いられています。設置場所によって角度を変えられたり、高さを変えられたり、設置するパネルのサイズを変えられるように設計しています。

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一般的に使いやすように、スタッキングできるH型の脚部構造にキャスター仕様、高さのあるタイプをもともとも元祖商品として開発しました。1台あったらなんにでも使えるかなという目論見があったのですが、オプションで対応していたアジャスター仕様の要望が増えていき、毎回オプションで対応するぐらいならと商品化しました。

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次に高さです。アミューズメント施設で使用する場合も増えてきて、A1パネルを設置して総高さ1m未満にするという要望を満たした商品にするため、低床用のものも開発しました。これはアミューズメント施設だけでなく、ショッピングセンターや飲食店などでも使われ、低めの案内ポスターに使われるようになりました。

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百貨店やブランドショップの店頭に設置する案内用小サイズスタンドとしてA3、B3サイズ用の物も用意し、ベースをクロムメッキのヘアライン仕上げにした高品質仕上げです。ショッピングモールや飲食店などで使うのにもっと頑丈でしっかりしたものはできないかという要望に応えて箱型のベースにしたものを開発、これはパネルのサイズを想定してA2、B2用とA1、B1用の2サイズ用意しました。

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本体はある程度しっかりしているのですが、オプションのキャスターが見栄えを考慮したために平坦な屋内用のものを採用しています。場所によっては多少の段差のある場所などがあるため、もう少し大きいキャスターの方がスムーズに移動できるというお客様からの要望で特注対応も行っています。


私たち開発のメンバーは、常に現場やお客様のことを考えて開発に取り組んでいますが、現場経験がないため思い込みでやってしまうことが多々あり、お客様である現場の貴重な声に耳を傾けていかなければなりません。やもすると独りよがりになっているかもしれません。気を付けなければならないことです。実際に使われる現場の方と現場に物を提供し提案するコーディネーターや業者の方が間に入り、メーカーと現場の調整を行い間を取り持つ行為をしていただいているのです。

アルモードにはそういうかけがえのないお客様が多数いて商品は磨かれてきました。規格品では対応できない場合でも特注にて対応しています。私たち開発者だけでは決してここまでの商品を開発することはできません。実際に使われる現場の方々、その現場に採用してもらう為に提案してくださるプランナーやコーディネーター、業者の方々がいてくださって初めて成り立っているのです。パネル用スタンドはそのことを特に気づかせてくれた商品だと思います。

株式会社ベルク

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